内容説明
『この狭い部屋に、どないしたらこんなぎょうさんな菩薩がはいれるのやら、わかりまへんが、とにかくおいでて、わたしをとりかこんでおいでになってる…。懐かしいて、痛ましいて、悲しいて、申し訳のうて、涙がながれてきよります。わたしのまわりに来てはるものは、そらやさしいねん…。』(『サンカンペンの壺』より)。タイ、コンゴ、ドイツ、中国。海外小説傑作選。
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