- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
イスラエルという民族名は、紀元前十三世紀のエジプトの碑文にはじめて登場する。文明が交錯する東地中海沿岸部では、さまざまな民族が興亡してきた。そのなかで、イスラエル(ユダヤ)民族はバビロニア捕囚やローマ帝国による迫害など、民族流亡の危機を乗り越え、第二次世界大戦後に再び自らの国を持つに至った。本書は、民族の祖とされるアブラハムから中東戦争後の現在まで、コンパクトに語る通史である。
目次
イェルサレム
パレスティナ・イスラエルの国土
王政以前
第一神殿時代-紀元前10世紀?紀元前6世紀
第二神殿時代-紀元前538?紀元後70年
対ローマユダヤ叛乱-紀元後66?74年/132?135年
ビザンツ帝国時代から初期ムスリム時代へ-324?1099年
十字軍時代-1099?1187年
アイユーブ朝からマムルーク朝へ-1187?1517年
オスマン帝国時代-1517?1917年
ツィオニズム運動の開始
反ユダヤ暴動から建国前夜まで
イスラエル国誕生
中東戦争