内容説明
正しく読んでるつもりが実は……。 頌春(しょうしゅん)、言質(げんち)、脆弱(ぜいじゃく)、強ち(あながち)、集く(すだく)、戦く(おののく)、 相殺(そうさい)、杜撰(ずさん)、直截(ちょくせつ)、完遂(かんすい)、漸次(ぜんじ)、訥弁(とつべん)…などなど、読めれば自慢できる誤読の定番から漢字検定1級クラスまで。
目次
第1章 恥をかかないための入門編(誤読の定番 違いの法則 ほか)
第2章 読めます、解ります研究編(漢検1級への道 音編 漢検1級への道 訓編 ほか)
第3章 知ってなるほど漢字漢語の知識編(読むだけじゃなく意味も考えよう 漢字と漢語の違い)
第4章 読めれば楽しい漢字859(魚偏の魚 魚偏じゃない魚 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えんび@灯れ松明の火(文さんに賛同)
40
恐いもの見たさで手に取ったら、「ぎゃ〜」もちろんココロの叫び。お買い上げしてしまいました。普段いかにいい加減に本を読み、メールを書き人としゃべっていたんだろ?私って漢字ダメだったんだ〜と再認識。ま、ほとんどが実用的とは思えないよね(同意を求めたい)・・・でもゲーム感覚で楽しみながらという使い方も出来るなと、全部読み切ったわけではないけどひょいとすぐ手の届く所に置いて、「ん?」とかいうときに見ます。 2010/09/21
KAZOO
12
値段を安くするためにこのような版で紙質もいまいちという感じになるのでしょう。まあ1回読んだら二度読む人はあまりいないと思っているのでしょう。私などは結構わからない字が多いので読みなおっ層と思うので、新書版にするか文庫にするかしてもっと薄くしてハンディな感じにしてもらいたいと思います。2014/01/24
Nobu A
10
出口宗和著書初読。購入理由はタイトルに有り。「漢検1級クラスまで」の枕詞。準1級までは丁寧な解説付きの問題集が巷に溢れているが、1級になった途端粗皆無。第二章「読めます、分かります研究編」では「六割できれば立派すぎる日本人」と煽ってくる。勿論6割、いや均すと8割近く正解。だって漢検は読みだけでなく書きも試される。読みだけなら9割は行かないと。第四章「読めれば楽しい漢字859」なんて正直殆ど役に立たないが、希少な漢検1級対策として重宝しそう。やっと見つけた漢検1級対策本。この手の本がもう数冊必要だな。2025/01/14
neimu
6
最近クイズ番組で漢字問題が多いので、娘に影響されてつい手に取ってしまった。2009/01/11
なつ
5
2とともに高校時代に買った本です。懐かしくなって読み返し。これでよく生物や植物、外来語の漢字をよく勉強してました。やっぱり大人になっても見ていて楽しいです。2017/01/07