講談社+α文庫<br> ヒトはおかしな肉食動物 生き物としての人類を考える

個数:1
紙書籍版価格
¥712
  • 電子書籍
  • Reader

講談社+α文庫
ヒトはおかしな肉食動物 生き物としての人類を考える

  • 著者名:高橋迪雄【著】
  • 価格 ¥712(本体¥648)
  • 講談社(2014/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062811705

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

万物の霊長と自ら位置づけてはいるものの、「文明という厚化粧」を剥ぎ取ったときに現れる人類の姿は、「体毛のない一夫一婦制の哺乳類」に過ぎない。そしてヒトの食物獲得戦略や生殖戦略から浮かび上がる特性は、なんとネズミと恐ろしいほど似ているのだ! いったい、ヒトとは何者なのか!? 目から鱗の「人類学」。※本作品は2005年10月刊行されたものを、文庫収録にあたり再編集したものです。

目次

プロローグ 動物のお医者さんとヒトとの関わり
第1章 ヒトは草食動物?
第2章 ヒトは何を食べる?
第3章 ヒトが裸である理由
第4章 ヒトはなぜ群れるのか
第5章 ヒトは何歳まで生きるか
第6章 ヒトは何年哺乳すればいい?
第7章 ヒトにとっての哺乳ビンとは?
第8章 ヒトは不老長寿か
第9章 ヒトは何をしてきたか
エピローグ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆでたまご

3
人の習慣や行動には必ず遺伝的背景があるんだなぁ、と面白く読みました。ヒトとしての身体の仕組みを知り、ピンピンコロリを目指したいものです、笑。2015/09/18

フジイシンイチロウ

1
私にとって、たいへん興味深い内容が満載でした。多くの新情報にワクワクして読みました。例えば、ウシは胃に多くのバクテリアがいることは知っていましたが、その増殖したバクテリアそのものを消化して、肉食動物以上のタンパク質栄養を得ているなんて、ビックリでした。何度か読み返してみたい書物の1つです。2019/04/10

Kanbukyoukou

0
以前読んだ「人間の性はなぜ奇妙に進化したのか」にも通ずる内容もあり、非常に興味深く読ませてもらった。2015/10/16

kazarin

0
やっぱり農耕を始めたことは良いことも、悪いことももたらしたんだな。 かなり学術的内容も含まれますが、後半の方でご家族のことに触れていて、ほほえましく思いました。2015/07/07

Ryo Sogawa

0
生物として見た人間についての考察をベースに興味深い文明論が展開されていた。特に、必須アミノ酸の充足の観点から食を論じ、更に農業によりこれがどう展開したかという部分は腑に落ちた。2012/10/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/181834
  • ご注意事項

最近チェックした商品