内容説明
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「指数・対数」はどちらかというと数学の中でもなじみの薄い分野ですが、実は身のまわりの自然現象や社会生活に深く関わっています。本書では、コンピュータや貯金の複利計算、計算尺や地震のマグニチュードなどの例をとりあげながら、指数・対数を易しく解説。世の中の様々なことは指数的(乗法的)であり、それに対して人の認識の仕方がいかに対数的(加法的)であるかがわかる目からウロコの一冊。
目次
第1章 指数とはどういうものか?―世の中は「指数」でできている
第2章 指数のしくみ―指数はどうやって拡張されるか
第3章 指数をそーっと覗いてみると…―指数ワールドめぐり‐この激しすぎるもの
第4章 人には対数が必要だ―対数とそのしくみ
第5章 戦艦大和は対数が造った―計算尺ものがたり
第6章 対数をじっと見つめてみると…―対数ワールドめぐり‐このあまりに人間的なもの
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲンゲン
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あっという間に読めてしまうくらい簡単に書かれていた。印象に残ったのはマグニチュードの計算と、対数を用いた計算尺だ。特に計算尺は計算機のない時代に普通に使われていたことと、その時代の人達は対数表をかなり使っていただろうことだ。対数を習ったばかりのころ2と3の常用対数をつかって計算を求める問題があったが、この計算はその時代の人々と同じやり方で計算を体験してみるといことだったと改めて気づかされた。2016/10/28
ftoku
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学び直しで読んだが、分かりやすくて、つまづきなく読めた。雑学的に身近な事例もとりあげているのが非常によい。「計算尺」の名前は知っていたが、その仕組みや概要を知らなかったので面白かった。2014/03/24
ぷー太郎
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非常に分かりやすい本。身の回りによくある事例も出ていたので良かった。別の本を読んでて、「対数」を含む式と理解できなかった説明があったので、この本をちょいとつまみ食い。2012/04/03
Sleipnirie
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まる