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内容説明
冷たい雨の夜、安アパートに住む大学生の真白春子(ましろはるこ)が出会った青年は、一面識もなかった隣の住人・葦原十三(あしはらじゅうぞう)。無口で素朴、そして不思議なことを言う彼に惹かれはじめるが、彼の表の顔は、本名や素顔さえも謎の人気モデル「青猫(あおねこ)」だった。両方の顔を知り、彼への思いを募らせるが、春子とは住む世界が違いすぎて、釣り合うはずもなく…。そんな時、マスコミが二人の関係をあやしみ始め…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カント
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古い作品ながらも楽しめて読めた。携帯のない昭和の時代。電話は公衆電話。お風呂は銭湯。連絡手段は手紙。アパートには大家さんが住んでいて、鍵を忘れたりした場合は大家さんの部屋へ。お互いの部屋の鍵を借りに大家さんの部屋へ向かい、それで知り合った主人公と人気モデルの青猫。彼が青猫だと気づかないうちに主人公は彼を好きになってしまった。直ぐに彼の正体に気付き、色々な嵐を経験する。2人の仲が深まり、もちろんハッピーエンド、と思わせてあの結末。あんまりです。幸せにしてやれよ!と思いました…。けれど作品としては好きです。2012/03/20