内容説明
日本の古来からのしきたりには、本来、素晴らしい意味が籠められています。しかし、残念ながら、形ばかりが残り、その本来の意味が現在の私たちには伝わっていない面があります。また、現代社会で忘れ去られ、実行されなくなっているものもあります。この本は、私たちが現代社会でも大切にしたい日本のしきたりの中から、まずは知っておきたいもの、未来の子どもたち、孫たちに伝えていきたいものを、55項目、厳選しました。自然を感じ、節目を大切にし、感謝する。そうすることで、日本の大和の心が活かされ、自分らしく輝くことができます。ぜひ、古き良き習慣をとりいれて、幸せの追い風をつくってください。
目次
第1章 和の心を活かせば、あなたはもっと輝く!(和みの心を大切にすれば、あなたはもっと幸せになる 生かされている命を活かし、喜びを味わう生活をする ほか)
第2章 一月、二月、三月―夢について心を馳せ、努力を続ける(お正月に「おめでとうございます」と言うのはなぜか? 元旦には、若水を感謝の気持ちで神様ご先祖様に供える ほか)
第3章 四月、五月、六月―潤いある季節の中で、自分を磨く(大切な人と親交を深めたいときは、お花見をする 清明の日には、掃除をする ほか)
第4章 七月、八月、九月―暑さを楽しみながら、一年の成果を静かに待つ(山開き・海開き・川開きで大切にしたいこと 半夏生には、半紙に塩を包み、ポケットの中に入れておく ほか)
第5章 十月、十一月、十二月―秋の実りを感謝し、新しい夢を描く(寒露、霜降の頃は、紅葉を見にいく 恵比寿祭りには、これからやりたいことを祈願する ほか)