内容説明
ニューヨークの新聞記者ミーガンは、偽りの履歴書を手にイギリスへ渡り、ある公爵家の使用人の面接に臨んだ。目的はただひとつ――10年前に愛する兄を殺した次期公爵のテオ・モアランドに近づき、証拠を握って罪を償わせること。薔薇の咲き乱れる庭でミーガンが公爵夫人の質問に答えていると、不意にひとりの男性が現れた。豊かな黒髪、日に焼けた肌、官能的な曲線を描く唇。明るいブルーの瞳にとらえられ、ミーガンの心に不可思議な感覚が湧き起こった。だが公爵夫人が発した言葉に、彼女は衝撃を受けた。「これが長男のテオよ」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アカツキ
10
モアランド公爵家の秘密4作目・最終巻。ヒロイン妹の夢に、10年前モアランド家の長男ヒーローに殺された兄が現れ、何かを取り戻して欲しいと訴える。ヒロインは家庭教師としてモアランド家に潜り込んで探ろうとするがヒーローに恋してしまう。ヒーローは病に倒れた時に夢に現れた女性と同じ外見のヒロインに心を奪われつつも、ヒロインの素性や行動に疑問を抱いて…。惚れた弱みでヒーローにクラクラしつつツンデレ対応しちゃうヒロインと、マイペースに誘惑するヒーロー。真相がわかるまでは面白かったけれど、その後は興味持てなかったなぁ。 2020/04/07
R
2
モアランド家の長兄テオのお話。このシリーズなんでもありだなw苦手な人は苦手かも。私はわりと好き。ミーガンの家庭教師として潜入して泥棒じみたことする度胸がすごいわ。2020/10/21
しろねこちゃねこ
1
異能集団モアランド家の長男のお話。ほとんど出てこないけどヒロインの兄嫁になった選ばれし巫女のタンタの功績が大きい。2015/08/13
カサブランカ
0
42010/03/31
kokorika
0
変わり者ぞろいのモアランド家。相変わらず双子は元気一杯。サクサク読めて面白かったです。2011/06/18