内容説明
「大昔の神と崇められる存在や、歴史上の英雄などは、パルスをコントロールしていた存在なのよ」 得体の知れない存在―― “パルス”。 パルスは人の精神に寄生する。パルスに寄生されると宿主となった人間の知力・体力は格段に向上し、また特殊な力が生まれる場合もあるという。 そんなパルスに感染していることが発覚した高校生・福原駿介の運命は、一気に動きはじめる! パルスを制御しようとする謎の組織の存在。 そして同じくパルスに寄生されている少女との出会い。 果たして駿介の未来に待っているのは……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
16
扉の外コンビによる2つ目のシリーズ。ゲームを主題にしているという点は共通してあるものの、描写がこなれてきているためか、よりおぞましさというか、土橋みを感じて非常に良い。
ソラ
8
【読メ登録以前読了作品】 内容(「BOOK」データベースより) 「大昔の神と崇められる存在や、歴史上の英雄などは、パルスをコントロールしていた存在なのよ」得体の知れない“存在”―パルス。パルスは人の精神に寄生する。パルスに寄生されると宿主となった人間の知力・体力があがり、また特殊な力が生まれる場合もあるという。そんなパルスに感染していることが発覚した高校生・福原駿介の運命は一気に動きはじめた。パルスを制御しようとする組織の存在。そして、同じくパルスに寄生されている少女との出会いが―。 2008/01/01
ソラ
7
【再読】2019/07/15
まなpi
6
クローズドサークルかと思いきや今回は【マネーゲーム】・【株式市場】のお話し。 心理描写はあまり… 面白かったけど特に盛り上がるわけでもなぐ…【前菜】といった感じ?…( 一一) 【扉の外】と比べられる。先に【扉の外】を読んでみようか。 2018/11/04
謡遥
6
この話は、処女作である扉の外よりさくさく読めた。けど、ちょっと人物の名前が唐突に出てきていた。オリビアとのあのシーンが、もう切なくなって、顔を歪めて読んでました。なかなかいつもどおりで、ゲーム的にも楽しめました。そして、放っとかれ具合がパない彼の玩具。もう二度くらい読み返して、全体を把握したい。2012/11/14