内容説明
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古代中国を舞台にした勇壮無比な英雄譚である『三国志』は、日本人にとっても国民的な読み物として古くから親しまれてきた。「泣いて馬謖を斬る」をはじめ、ことわざや金言、よく知られたエピソードも多い。本書では、稀代の深読みの達人が、そこに秘められた歴史・人物・宗教観・武器などのエッセンスを、わかりやすく自由に綴っていく。『三国志』の世界が鮮やかに甦り、未読の人はもちろん、一度読んだ人も再び手に取って挑戦してみたくなるだろう。古今東西のテーマで著作をものにしている著者の、『三国志』についての初めての本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
氷柱
4
274作目。12月26日から。上司から借りた本パート4。作者の博識ぶり、マニアックぶりが存分に伺える。この三国志だけではなく他のジャンルについても同等の深さの知識を持っていると噂を聞くほどだから驚きだ。三国志については門外漢であったので頭にすっと入り込んでくるということはなかったが、非常に興味を持つことができた。今作を皮切りに少しずつ三国志の勉強もしていきたい。単純に面白いだろうし、何か役に立つものを得ることができるかもしれない。とにかく登場人物がハチャメチャであることがわかった。2016/12/31
(ま)
1
荒俣宏的蘊蓄集2018/04/16
garyou
1
「三国志演義」を主軸に時々正史からの話なんかも入れ乍ら、物語の登場人物の言動をまるで現実の人物のそれのやうに分析したやうな内容。時折いい加減な記述も見られるが、大らかでよい。2015/04/13
もくもく
1
荒俣流の三国志(演義)トリビアは、蜀と呉に偏った愛を感じました(^_^) それにしても我ながら、初期の英雄たちが次々と退場してからの三国志後半のストーリーは、適当に読み飛ばしているなあ~。諸葛亮の南征なんか、孟獲とか祝融夫人とかの名前は覚えていても、細かいエピソードは全部忘れていました。2013/05/07
おもも
0
こういう視点もあるんだなーと楽しめる。周瑜のところで興奮すると血を吐く癖がある、といったような表現があって、そこだけは喀血ってクセ!!?と突っ込みたい。




