ディスカヴァー携書<br> ビジネスマンのための「聖書」入門 バイブルは今も国際社会のバイブルである

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ディスカヴァー携書
ビジネスマンのための「聖書」入門 バイブルは今も国際社会のバイブルである

  • ISBN:9784887595835

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内容説明

「聖書」はユダヤ教とキリスト教に共通する経典であり、西洋文明の基盤として現代世界の倫理観、労働観、法律、経済システム等々に大きな影響を与えている。
また、国際情勢の鍵となっているイスラム教の根底にも聖書がある。グローバリゼーションが進行する現在、聖書を理解することはビジネスマンにとって欠かすことのできない教養なのだ。
宗教に関する明快な解説で知られる著者ならではの、新しい視点による聖書入門。

目次

プロローグ 聖書は世界にどのような影響を与えているのか
第1章 聖書は人間を古代から脱出させた(聖書は一般の神話と、どこが違うのか? 強調される「言葉の力」 古代人にとって、神話は生きていくための必需品だった 神話は世界観の土台 新しい世界観を与える神の登場 ほか)
第2章 旧約聖書がヨーロッパ的な考え方を生んだ(ユダヤ教徒が世界史を動かした 人間には操縦できない聖書の神 人間は「悪に傾く存在」 イスラエルの民の悲劇 カナンへの侵攻 ほか)
第3章 キリスト教が経済を発展させた(新約聖書と旧約聖書 キリスト教の誕生 ユダヤ人は一つにまとまっていなかった 貧困層に近づいたイエズス なぜイエズスは処刑されたのか? ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Miyoshi Hirotaka

5
時々、聖書の解説本を読む。卒業した大学の影響もあるが、起業家精神もここに収束するからだ。さらに、ロシアがバチカンとの関係正常化に熱心だったり、アメリカがイスラエルを擁護したりと、我々にとって不思議なことの多くはこの本に由来する。グローバリゼーションが進行する中、自分たちだけの常識で説明がつくと思っていることも、世界の半分ぐらいの人にはそうでないことがある。聖書文化圏外にいる宿命として、時々はこの手の本を読んで、視点を変える訓練をしている。2012/11/26

つがしゅん

4
聖書は、単に中東で生まれた昔の宗教の書物として片付けられず、現代の様々なものに対して、影響を与え続けていることが分かった。2013/02/21

まさやんやで

3
★★★☆☆audiobookで読了しました。どうしても興味を持ってしまう聖書。いろいろな角度で見ていきたいと思っています。分かりやすく記載していますので参考にしやすいのではないか。2022/01/08

Yuji Hamano

2
ダイジェストで聖書の書かれている事や、聖書に書かれている事が他の宗教と教典とどのように特徴的に異なるのかをまとめて解説してくれている本。今の世界の常識を根源的支えている思想背景なども併せて解説されているのでキリスト経圏の人と話すための教養と割り切って覚える以上に面白かった。2012/08/05

おそばやさん

2
新・旧約聖書の中でも、主に旧約聖書に重点が置かれて解説されている。天地創造における他の宗教との比較や言葉の重要性など、旧約聖書の面白さが分かり易く解説されている一冊でした。2011/03/18

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