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内容説明
「暗黙の了解」「以心伝心」「言わぬが花」―日本人は昔から、言葉を交わさなくてもわかり合える間柄を大切にしてきた。
ところがいまは気に入られようと媚びるあまり、自分で自分の神経をする減らしている人が多いのではないか。
たしかに「人とうまくやりたいなら、ほめること」。
でも「だれにも好かれようと思ってはいけない」。
ときには「人脈をリストラする覚悟も」…。
悩み尽きない職場の人間関係から、きめ細やかな男女の仲まで。
人づきあいのカンを身につけ、強き大人としてふるまうための62の大切な心得。
目次
第1章 好かれようと思ってはいけない(好かれる人にならなくてもいい;小さな弱みをさらすと親密になれる ほか)
第2章 思い切って「つきあう」のをやめてみる(「つきあいを絶つ」のも重要なテクニック;イヤな奴とはつきあわないにかぎる ほか)
第3章 意味のある男と女の関係をつくる(口説くのはドキドキ状態のときがいい;一方的に強引に相手を変えようとする試みは失敗する ほか)
第4章 自分の器は大きいか、小さいか(自分で自分をほめる癖をつける;自己陶酔するのも一つの才能 ほか)
第5章 人間関係力を鍛えなおす(人生の観察者になる;ギブ&テイクは心してやる ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海月
75
紙書籍ありますがKindleにて読破本(笑) この著者の人個人的には大好きになりました!なんとこの本にて自分の心の代弁を大分してくれました。 内容としては男女差別はあってもいいのでは?とかいじめはなくなるわけがない。とはっきり文にして発言してしまってます。気分害したら申し訳ないですが自分は賛成派です。男女平等だって言うけど今の世の中平等超えて女性の方が優位に立つ男女差別になりつつある気がしてます。 人間が自然破壊をしながらも地球がまだ優しくしてくれるから我々は生きていられる。これも名言でした!2021/08/09
扉のこちら側
14
初読。人脈のリストラやクレバーからワイズへなど、取り入れたい視点があった。一方でどうしても同意できないある考え方があり、その項を読んでいる最中はイライラしてしまった。2013/01/02
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
3
【ココロの琴線に触れたコトバ】自分が誰からも支持されないようなときでも、早々とあきらめてはいけない。がんばってがんばって主張しつづければ、必ず支援者や同調者が現われる。また、自分たちのなかにいる頑固者を排除するのではなく、貴重な存在として遇してあげよう。それが健全な集団を維持する秘訣である。2015/07/22
てつJapan
3
「心にもないお世辞を続けていくことで本音の好感ができるようになる」「深い付き合い大事に考えがちだが、その他たくさんの人たちとの浅い付き合いを大切にするのが良いのでは」という考え方は面白いと感じました。ただ、この人の人生訓は受け付けるひとと無理な人にはっきりわかれそうです。2014/09/22
youxian♬*゜
2
数年かけて笑やっと読了。目から鱗の発想で心にもないことを言えないと言う人は言葉に対するきめ細やかさが足りないらしい。今後、『心にもないお世辞を言うことで人間関係を維持する』 『間違ったことでも逆を言う方が身に染みる。…期待する人現像をその人に語った方がいい』を実践する。そして、これを読んでて、私は言葉は意思伝達手段なので機微的なニュアンスは求めてないな〜ということを思い出す。しかし、こんな有識的な本は面白い。2021/06/09