内容説明
急速な近代化によって「なぜ」「どうして」を放棄し、都合の悪いことには「仕方ない」と目をつぶってきた日本人。いま日本人に必要なことは「鈍感力」ではなく、「感じる力」を磨くこと。観察することを職業とした写真家が、スポーツ、道具、俳句、映画、音楽、写真などから豊富な例をあげながら、未来への警告を鳴らす。浅井流「モノの見方」の裏に、本当の幸せを探すヒントがいっぱい。
目次
第1章 なぜを忘れた日本人
第2章 文明は人を幸せにしたか
第3章 本物の見分け方
第4章 文化を取りに行く
第5章 人生を編集する
第6章 職業は第二志望がいい
第7章 スタイルのある生き方
第8章 自分に向き合う
最終章 歴史的最悪な時代に生まれて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朱音
8
常識をくつがえせ!ではなくまじめにまっとうなことを語られている訳だが、どうも読んでいるうちに「それでどうした!」と言いたくなってくるのはヒネた読者なのでしょうか(苦笑)浅井氏は文章でなく映像(写真)で語られる方なのだなぁと、まぁそういうことかも。俳句と短歌の違いについては納得してしまったが。2010/12/26
Humbaba
5
大切な事は,なぜ,と問い続けることである.なぜそれを行うのか,なぜそうでなければいけないのか.それらを考えていけば,物事にとって最も大切な部分に着目することができるようになる.2010/10/06
たっくん
3
タイトルの話が少なくて、自分経歴の自慢話が多いのが気になります2009/05/01
緑茶
2
本人がつけたわけではないと思うけど、タイトルが足を引っ張ってしまってる気がする。2012/03/24
s
1
浅井さんの自分よがり?2008/03/26