内容説明
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死者を弔い見送り、安らかな眠りを祈る生者のための建築はどうあるべきか。死をおだやかに包み込み、地域ごとに異なる葬送の習慣と遺族の心情に配慮した建築空間が求められる。とくに火葬場は、背景の里山と一体化した新たな風景を創出する役割を担う。公共葬斎場(火葬場)16題、民間斎場(式場)5題、納骨堂4題と、斯界の第一人者による計画・設計論とでなる注目の書。実作資料25題。
目次
別れの場に相応しい空間の創造
死を受容する場としての火葬場-その根源からみた火葬場計画と設計について(社会状況の影響を受ける火葬場
死を受容する場としての火葬場
火葬場の建築計画の流れ
火葬場を増設するための業務委託
火葬場の機能と施設計画
納骨堂および立体型墓地の機能と施設計画
葬儀式場の機能と設計計画)
実作資料編(公共葬斎場
民間斎場
納骨堂)