内容説明
映像・音楽・モード・身体・顔・テクスチュアなど、身近なさまざまな事象を現象学的アプローチからやさしく解き明かす哲学エッセイ。のちの臨床哲学につながる感覚論をベースとした、アフォリズムにあふれる1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寛生
3
quite interesting and --even wonderful, i would say... in a way in which i am not sure if Professor Washida hsas written this sort of book, or to say differently, to write in this way, meaning... such as a book on dream... but, here we see, his discussion2012/08/01
amanon
1
その多くが二十年以上も前に書かれたものであることが信じられないくらいに新鮮なものとして読めるのに驚き。ごく短い哲学エッセイを集めたもので、少々難解な文章でもさくさく読めるのも魅力か。とりわけ笑ったのと同時に身につまされたのが、外で飲んで帰りの電車で寝過ごしてしまい、帰れなくなったという失敗談の数々。自分よりも上がいたんだな…と。それから、ロックへの言及があるのも驚き。そういう年代だといえばそうなのだけれど、個人的に意外だったし、内容も悪くなかった。他にもロックについて書かれた文章があれば読んでみたい。2019/09/27
CBF
0
(★★★☆☆) 「わたし」がフルサイズで存在したためしがいちどでもあったろうか。行為の身体的プロセスを忘却し、自己意識からはずすことで成り立つ日常ー。2冊目の哲学エッセイに挑戦してみたけど、難しかった...。特に後半の、音楽やモード、ダンスを引き合いにした論考は、実際の歌手や作品など固有名詞が多く出てきたけど、そもそもそれら自体をよく知らない私には全く歯が立たなかった。 『わたしはほんとうは<わたし>なんぞになりたくなかったのではないか。』2017/10/12
バジルの葉っぱ
0
現代アートや音楽関連のテーマの文章が特におもしろかった。夢のささくれの章の「縮む顔・膨らむ顔」を読み、やはりフランスベーコン展行こう、と心に決めました。2013/04/10
神瀬威彦
0
鷲田清一にはまってしまった。映画・本・舞台などからひろがる思索の世界。2012/11/19
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