ドラッカー名著集〈8〉<br> ドラッカー名著集 〈8〉 ポスト資本主義社会

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ドラッカー名著集〈8〉
ドラッカー名著集 〈8〉 ポスト資本主義社会

  • ISBN:9784478002100
  • NDC分類:335.08

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内容説明

知識社会への転換期にある社会・政治・経済の変化の様相とその意味を明らかにする。1993年初版刊行でありながら、ドラッカーが本書で指摘したことは、まさに今この日本で起きていることにほかならない。今日を見るためだけでなく明日を見るための必読の書、明日のために今日何をすべきかを知るためにも必読の書である。

目次

歴史の転換期
第1部 社会(資本主義社会から知識社会へ 組織社会の到来 資本と労働の未来 生産性 組織の社会的責任)
第2部 政治(国民国家からメガステイトへ グローバリズム、リージョナリズム、トライバリズム 政府の再建 社会セクターによる市民性の回復)
第3部 知識(知識の経済学 教育の経済学 教養ある人間)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

vinlandmbit

22
ドラッカー赤本集を通した学びをきかっけに、いち技術者から、視野を一気に広げる勉強をさせて頂きました。2012/08/18

karutaroton

13
ソフトウェア、AI、プラットフォームなど、ドラッカーさんが1993年に予測した通り知識社会になってきてますね。さすが。「組織は一つの目的に集中して初めて成果をあげる。さもなければそれぞれの専門家が自らの専門能力を中心として自己中心的に動くようになる」ってのが特に刺さった。2021/01/31

手押し戦車

12
物を運んだり作ったりする肉体労働力が急速に資産ではなく負債になりつつ有り製造業の基盤を肉体労働から知識に転換して行く時代になってきている。年金は社員の将来の家計に使われる唯一の社会的目的で有るが国が手を付け崩しているのが現状。年金を運用するのは投資家でも資本家でも無い資本家なき資本主義になっている。資本主義とは液体の様に本業に資本が集中しその他の仕事はアウトソーシングが主流となっている。社会主義の様に結晶構造は変化について行けない。高収益に資源を入れ攻めの経営が変化に対応し創造を推進して行く。2014/10/13

小野靖貴

9
我々は、既に始まっているマルクス以来の時代の転換期をどう乗り越えるのか。ドラッカー博士が資本主義の行く末、方向性を述べた論文。ポスト〈ーの先の〉資本主義は、知識情報を中心に据えた社会であり、知識の担い手である人間中心の世界。担い手たる教養ある人間とは、言葉と思想の知識人の文化と、一方は人と仕事の組織人の文化の中で生きる。現在に影響を与えるために、自らの知識を役立たせる能力を持つ。世界市民であると同時に、自らの地域社会に生きるなかで、地域に影響を与える存在である。2014/10/27

タカナとダイアローグ

8
無気力な大学二年生のとき、知人が持っていた本。 「経営学部ならドラッカーくらい知っておいた方がいい」その言葉と、ポスト資本主義というタイトルに惹かれたことで、19歳ころから読書の習慣が出来た。始まりの一冊。 読書メーターをやってみるきっかけはサピエンス全史が面白かったこと。周りには面白さを話せなかった… ドラッカーから始まって、経営学、社会学、哲学、文学の虜になっていった遍歴を確認するために登録しようと。 この本は刺激が強すぎた。当時は資本主義も、知識についても知らなかった。 いまは少し分かる 2008/10/01

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