内容説明
製薬会社を辞め、カリフォルニア留学した多希。29歳での進路変更は勇気のいるものだったが、“自分との闘いに勝つ”決意のもと、米国トップクラスの過酷な授業に向かう。ところがそんな日々に「留学生くずれ」、8歳下の領と出会い……。異国での孤独と不安。プライドと焦燥。繊細に折り重なる男女の心理を巧みに描く、青春恋愛小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あんくみ
1
アラサー留学生が一生懸命勉強して、向こうだからこその恋愛をして・・そして帰国。何もかもに一生懸命で、自分がそう行動することには理由があって、誰にも文句は言わせない的な自己弁護小説?ちょっと辛口かなぁ。2013/05/15
ペンギンに気をつけろ
1
★★★B 設定はおもしろいが、ただの恋愛小説としか思えなかった。訴えかけるものがないような気がします。2010/08/27
光雲
0
アラサー独身女が留学し、同じ日本人の若い男に翻弄される話。こう書くと身も蓋もないし、中身も薄いけどぐいぐい話を引っ張ってくれる。2017/07/04
NEGI
0
読み終わったのは今年2012年の6月あたり。しかし11月末のバイトで、この物語の主人公のようにアメリカの大学で医学の勉強をしている女の子に出会い、一日の勉強量に驚きこの本を思い出した。2012/06/27
RENO
0
2002年10月22日