ドラッカー名著集 〈7〉

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ドラッカー名著集 〈7〉

  • ISBN:9784478000571
  • NDC分類:335.08

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内容説明

継続の時代の終焉――20世紀半ば、社会と文明における根源的な変化が起こりつつあった。情報化の進展、グローバル経済の出現、知識社会の到来、多元化、そして政府の無力化。本書で予期された変化は、確かに訪れた。そして今なお、余震は続いている。変化の本質を知らなければ、未来を見誤ってしまうだろう。

目次

第1部 企業家の時代(継続の時代の終わり 新産業の誕生 方法論としての企業家精神 経済政策の転換)
第2部 グローバル化の時代(経済のグローバル化 途上国の貧困 経済学の無効)
第3部 組織社会の時代(多元化した社会 多元社会の理論 政府の病い 組織社会に生きる)
第4部 知識の時代(知識経済への移行 仕事の変化 教育革命の必然 問われる知識)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

エリナ松岡

10
『ポスト資本主義社会』のように未来予想と思いきや、これまでの著書のおさらいに加え、これまでの各著作の主題の合間にちょこちょこ登場していたイノベーション、経済学、教育、知識等の各トピックについてページ数を使って掘り下げて書いています。経済学に対する批判については、どのくらい的を得ているのかが僕にはちょっと分からず残念ですが、現在最新の経済学は批判された問題をどれくらい克服しているのでしょうか?一方、教育についてはかなりページを割いて解説していて分かり易いと同時に視点が面白く、楽しんで読めました。2015/12/22

solaris

8
「今日の産業の殆どは第一次世界大戦以前の半世紀になされた発明・発見の延長線上にある。重要なことは新産業をもたらす新技術は、知的、社会的、経済的に、既存のものとは全く違う種類のものだということである」預言ぶった表現と、暗示と思える文学的表現が埋まっていて、ビジネス書の域を越えている。先の文章読んで、この人がイノベーションって決め文句みたいに言ってる意図が分かる。仕事脳を強烈に刺激する本。「今日のサラリーマン経営者はアイデアを判断しようとする。トップの仕事はアイデアを具体的な仕事の提案に変換することである」2015/04/30

たんかれ~

6
1969年に書かれたものとは思えないほど、そのまま現代に当てはまる内容。まるで預言書で驚く。逆に言えば社会の本質はこの40年余りであまり変化していないということ。社会をより良くしたいと考えたときに必ず行き着くのは教育の問題。本書終盤の教育に関する問題提起には、特に熱い思いが込められているように感じる。ドラッカー作品はいつでも本質を突く磨き上げられた言葉が盛り沢山で、付箋を付けていくとキリがありません。時間に余裕があった学生の頃に読んでおけばよかったと思います。2014/01/14

たー

5
40年以上前の著作のはずですが、今読んでも違和感はない。2011/04/01

baboocon

4
グローバル化や知識経済への移行を1969年に既に見抜いていたドラッカーの慧眼には感心するばかり。2010/06/10

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