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内容説明
東京は、太平洋戦争激戦の地・硫黄島、日本で唯一の熱帯・沖ノ鳥島を持つ。太平洋上の広い海域に浮かぶ自然の宝庫――四季折々、変化に富む「島らしい島々」をめぐる旅。
目次
硫黄島紀行 理想郷から阿鼻叫喚の地獄へ―。そして、今
第1章 伊豆諸島―黒潮の北の島々(大島―日本で唯一の砂漠は感動的なのに、なぜか薄い影 利島―全島の八割を覆う、耕して天に至る椿の段々畑 新島―新島本村は、天然石を利用した日本最大の石造集落か 式根島―日本的な景観が残る島には、古きよき湯治場の情景が似合う 神津島―はるかなる想像の翼を広げてくれる絶海のハイテク素材)
第2章 伊豆諸島―黒潮の只中の島々(三宅島―オバちゃんたちとの遠足で島の魅力にどっぷり浸る 御蔵島―指物の最高の素材は、なんといっても島桑ですよ 八丈島―不思議な魅力の植物公園と切ない食虫植物 青ヶ島―隣の酒造りは、見ているだけでも楽しく、おいしい)
第3章 小笠原諸島(父島・母島―一大国家プロジェクトだった、熱帯作物の小笠原導入 南島―君知るや、素敵な南海の楽園はその名もずばり南島)
沖ノ鳥島航海記 我が国唯一の熱帯、日本最南端の地に立つ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
32
伊豆諸島のメジャーな島だけでなく、硫黄島や沖ノ鳥島など滅多に入島を許可されない島にも訪れ、島の実情や歴史面までも取り上げているのが本書の大きなポイントであり、良本。2019/11/06
金吾
21
伊豆諸島や小笠原諸島は東京でありながら訪れたことがないため、興味深く読めました。いくつかの島はいつか行ってみようと感じましたので、旅行ガイドブックとしても優れているのかなと思いました。2024/08/25
雲をみるひと
21
伊豆から小笠原までの東京都に所属している島々を一島一テーマでエッセイ風に紹介した本。島全体のトピックを網羅している小さめの島の章、特化したテーマを取り上げた大島や八丈島の章、旅行記の形態の硫黄島、沖ノ鳥島訪問記と色々なスタイルを楽しめる。ガイドブック的な要素より読み物的な要素が強い。2021/04/26
糜竺(びじく)
18
東京都に沖縄ばりの自然豊かな島々が色々あるとは知らなかった。小笠原諸島なんて特に、本州からめちゃくちゃ遠い。それでも東京都なんだなあ。興味深い。2020/12/31
kotte
14
Kindle Unlimitedで読みました。沖ノ鳥島、硫黄島など、一般人が立ち入ることができない島のルポは面白いですね。東京に住んでいるにも関わらず、東京に島があるという感覚はなく、どのような島があるのかよく知らなかったのですが、大島、三宅島、小笠原など、観光地として有名な場所がたくさんあるんですね。私は沖縄大好きでよく行くのですが、今度は小笠原に行ってみたいです!2017/04/06
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