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内容説明
パソコン・オタクの方々が、なぜにマニュアルも読まずにパソコンが使えてしまうのか? それは「コンピュータのきもち」がわかるから。本書は、ふつうの人々に「コンピュータのきもち」を説くことで、マニュアル不要のパソコン術を伝授する“超”パソコン入門書。
目次
なぜパソコンはこんなにめんどうでわかりにくいのか、またはおたくの罪―コンピュータを理解する方法
キーボードとディスプレイの間には深くて暗い川がある―実存としてのコンピュータ
コンピュータだって、やっぱりさびしい―コンピュータと人との関係
コンピュータだっていそがしいのだ―コンピュータは計算機
コンピュータだって、痛いかもしれない―コンピュータに入力するということ
縁の下の力持ちと、マッキントッシュの衝撃―オペレーティングシステム(OS)の役割
ユニックス系の人はなぜいばってるのか―メインフレーム、ミニコン、ワークステーション、パソコン
コンピュータのネットワークは貧乏くさいのである―コンピュータは「共有する」
コンピュータとネットワークは折り重なっている―ネットワークの考え方を理解する
コンピュータは電子ファイルの夢を見るか?―ファイル、フォルダはどこにある
コンピュータにとってはあなたも一介のソフトウェアでしかないのだ―ソフトウェアとは何か?
ちがう字?同じ字?文字化けと文字コードのあれこれ―コンピュータと文字コード
コンピュータは、あなたをもっと自由にしてあげたいと思っている、はずなのだ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
San fairy Ann
4
パソコンやその周辺機器について、電子計算機の黎明から現在に至る歴史を軸にその役目や背後にある哲学を比喩を交えて概説することでパソコンの本質的な理解を深める良書 非常に応用の利く基礎的な理解を得られること請け合い この本を読んでもエクセルシートの作成はたぶんうまくならない けど今のパソコンに存在しない未知なる用途ができたとき、きっとその感覚的な理解を早めてくれる気がする そんな入門書2015/06/05
odmy
3
ChatGPTが登場して、利用する側としてはなんとなく「コンピュータのきもち」がわかるような気になってしまうけれど、実際にはぜんぜんわかっているわけではないし、むしろわからないのにわかった気になるので一層タチが悪い、というのが20年も前の本書を読んでよくわかった。この文章を書いている間にも暗くて狭い箱の中で女の子がせっせと働いているのだなあ。コンピュータからすれば人間は変な挙動をするソフトウェアの一種でしかないという考え方は、一見極端だけどすごく腑に落ちる。2024/01/18
静かな生活
3
84点*「これだよこれ」と思わせるIT概論。人間が認知しているものである以上「非人間的なもの」もまた「人間の気持ち」が忍び込んでいるというヘーゲルいやそれ以上にまで遡れる極めて正当な「教養のかたち」が完成されている。はっきりいってしまえは東浩紀以降の若手言論人は山形の影響を受けているんだなあと再確認した。2020/04/08
芙美夫
1
もうすぐ、幼少期からコンピュータに触れて育ち、何の疑問も苦労もなくコンピュータを使える時代がくるだろう。だが、コンピュータがユーザーフレンドリーな方向に進化すればするほど、仕組みや原理まで遡及されること/遡及する人は、少なくなるだろう。現にそうなってると思う。この対処は、今のところは個人でやるしかない。この本はわかりやすく、踏み込み過ぎもなく、上述の事態に陥らないための第一歩として、最も適格なものの一つだろう。本当にありがたかったです。2016/01/06
Ken Terada
1
口調が特徴的。いわゆる「普通の本」のそれではない。 情報科を教える身として、この本の言っていることは大事なのかも。身につけておくべき、とか何とか言われると嫌になるけれど、この原理原則が分かっていればコンピュータの世界についていける、というものがあるのかもしれない。けどそれが作者の言うことなのかはまだ分からない。2013/04/16




