幻冬舎文庫<br> モンキームーンの輝く夜に

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幻冬舎文庫
モンキームーンの輝く夜に

  • 著者名:たかのてるこ【著】
  • 価格 ¥596(本体¥542)
  • 幻冬舎(2016/02発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344409781

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内容説明

「私の運命のオトコが、なんでサル顔なわけ!?」。東南アジア最後の辺境ラオスで“旅人OL”が見つけた最愛の男は、サル顔の自然児だった。旅先でナンパされ、出会ったその日に告白されて……それでも本気でホレたから、“お持ち帰り”することに決めたのです! 運命? 勘違い? 不安材料てんこ盛り。笑いと涙のハチャメチャ恋愛亡命記!

目次

ゆるゆるの国、ラオスへ(世界一ゆるい首都 君のモノは僕のモノ)
モンキー“ラオス”マジック!!(モンキーマン、あらわる! おとぎの村へGO! オーマイブッダな恋におちて)
ひとり、北ラオスへと旅立つ(モンキームーンの輝く夜に 私をお寺に連れてって 飲んだくれ、ラオス 謎のコンドームマン)
恋愛亡命を決めるまで(うれしハズカシ、モンキーマンとの再会 SEE YOU ラオス!)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HIRO1970

22
⭐️⭐️⭐️今回のたかのさんの旅先(行き先)はラオスでした。東南アジアの中でも海に面していない彼の地では、昔ながらの素朴な自給自足に近い生活が営まれており、休暇で訪れた著者も最初は日本で消耗して乾ききって刺々していた心(精神面)が余りに何もなく素朴な環境で、本来の自分の安らぎを取り戻したかの様です。今回は前半から完全に恋愛ものとなっており、内容の赤裸々度と深刻さは前回の作品の比ではありません。著者の年齢からも理解できなくは無いのですが、この後どうなってしまうのかちょっと心配になる程でした。2014/05/03

ぼぶたろう

10
超ロマンチックで心温まるラオスの旅本…といっていいのだろうか、私的には完全にラブストーリーだ。当時のてるこさんと年齢的に近いこともあり、考えや感覚にヒリヒリと共感して、涙が出そうになった。あとがきの『自分という人間のやることなすことに、一生付き合うのは自分ひとり』という言葉にスコーンと納得。自己責任とかそういうことでなく、真理だなぁと。2018/09/19

ほっしー

9
東南アジア・ラオスを旅した著者の旅行記。猿顔の男にナンパされ、いろいろあって相思相愛の恋仲になるというハチャメチャな話だけど、著者らしいなあと思った。ラオスのフレンドリーな国民性、日本との文化の違いなども感じることができる。それにしてもたかのさんって外国旅行の度に現地の男にナンパされているような。子供たちや女性ともすぐに仲良くなるし。これも彼女の人柄が成せる技なんだろう。著者が日本に戻ってきて破局するかと思いきやエピローグを読むとまだやり取りが続いていたのが意外だった。2016/02/15

りんごのこ

8
ラオスに行ってみたいって思わせられた!でてくる人がすごく魅力的で素朴で癒される。写真もどれも自然ないい笑顔。日本とは全く違う時間軸。エッセイ書かれてるたかのてるこさん自体に興味でてきて、調べちゃった。笑顔が柔らかくて誰とでも仲良くなれそうな方なんだな。そしてシノヤンと今後どうなるのかなんてすごく気になって、他のサイトで結末確認させてもらいました。2016/04/20

kashimacchi

7
ラオスへの旅とラオス人シノアンとのラブストーリー。暑くて、のんびり・ゆっくり時間が流れる感じのラオス。これまで2回、ビエンチャンとルアンパバーンに行ったことがあるので懐かしく思った。素朴・純朴な感じのラオス、ラオス人癒されます。写真も特に笑顔が素晴らしい。 『どんな別れも、別れはいつもあっけないほどあっという間だ。ほんとうに仲良くなるのに、 あれほどたくさんの時間を積み重ねたというのに。』2020/05/22

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