内容説明
時は1892年。元海軍士官の鹿島丈太郎は密命を受け、仲間とともに客船ヴェルマ・ヴァレント号に乗り込んだ。目指すは波路はるかなハワイ。アメリカの植民地政策の前に、いまや風前の灯の王国。その命運を握る王女を救うため、波乱万丈の航海が始まった・・・・
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねりわさび
75
飄々とした日本人青年を主人公に1892年の時代を描いた海洋冒険小説。南方熊楠をはじめ独特の個性的なキャラクターが窮地のなか跳梁跋扈して面白い。なお、これは旧作の海から来たサムライという作品を改稿改題した小説であり、矢作俊彦&谷口ジロー共作のコミックとの関連性はありません。2023/04/19
koma250
2
「海から来たサムライ」から何年たったのだろう。丈太郎と名付けた息子も14歳。決して安易な気持ちではなく、ハワイに行きたくなります。2008/09/05
ケロたん
1
示現流の使い手に海軍少佐、相撲取りに忍者がハワイ王国の王女を救いに行く。てハワイに到着しないうちに一巻終了。果たして完結しているのか?2020/01/12
なつみかん
1
ハワイ上陸編2008/08/17
matsu0310
0
☆☆2009/09/13