内容説明
超有名進学校の、さらにエリート中のエリートだけが選りすぐられたクラスが、正体不明の武装集団に占拠された。人質とされた性格最悪の担任教師を救うには、広大な校舎の各所に隠された2、000ものピースを探し出し、パズルを完成させるしかない。タイムリミットは48時間。狂気のパズルは果たして完成するのか? 武装集団の目的とは? いま始まる究極の死のゲーム――君なら、どうする?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠たい治療家
36
超有名進学校のエリートクラスが武装集団に突然占拠される。犯人の要求は校舎の各所に隠された2000ピースのパズルを見つけ出し完成させること。タイムリミットは48時間。お互いを敵としか思っていないエリート達は協力し、犯人の要求を成し遂げ、担任を救いだせるか。設定は極限状態でのパズル探し。生徒達の感情・状況よりもピースの隠し場所の描写が多かった感じ。オチもある程度予測ができてしまい、ドラマ化されたみたいだが、やっぱり小説よりも映像向きか。作者の作品は初めてだが、サクサク読めて一気に読了。でも、少し物足りない。2010/05/21
秋庭誠
31
感想は何ですか?と聞かられたなら、「面白かった」って答えられると思います。割とスラスラ読めて、宿題を忘れたり(笑)しましたが。伏線がそんなに無かったりするので、ミステリーを予測しながら読む人には、不向きかもしれません・・・。2011/09/08
七色一味
28
学校に隠された2000のピースを探しまわるというドタバタ劇。サラっと読める所がGood!2011/08/20
❁Lei❁
27
11年ぶり(!)に再読。進学クラスの生徒らが、学校に隠された2000ピースパズルを探し出して完成させなければならないデスゲームものです。久しぶりの山田節、息抜きにぴったりでとても楽しめました。同級生同士が口をきかないほどバチバチの進学校なんてありえないですが、イキってた中学生の頃の私はこういうのがものすごく好きでした。今でもこの本を手にしているのだから、変わらず好きなのだと思います。トンデモ設定すぎて、人物造形が薄っぺらくても気にならず。むしろそのほうが、インスタントな娯楽として消費できて気楽です。2025/05/14
takaC
25
くだらない話。2008/10/01