内容説明
2010年、深刻な環境破壊などの危機打開のため、優秀な人材を〈大量生産〉する計画に協力したマカロフは、千人のクローン人間の“親”となった。70年の人工冬眠の後、彼が見た“分身”マカロフたちの姿とは? 起こり得る未来を描く感動の傑作SF!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホレイシア
3
政治家こそが読むべきだ。できるなら彼らで験したい。2008/01/29
黒蜜
1
面白かったです。クローンによる自分の可能性を見てみたいというのは単純な好奇心としては納得できます。しかし、この人は奥さんに恵まれてるよねぇ。最後の奥さんの手紙にグッときた。2013/10/11
しんこい
1
SFと銘打つ本を読むのは久しぶり、旧西側とかさらっと流した設定が色々ありそう。オルガニスト以外にも作品があったんですね2010/08/15
白あん
0
人口減少に対応するんため、クローン技術を活用するという内容です。全体的には短く感じますが、丁度良い程度なのかも この本の前に映画のブレードランナーの原作も読んでいたので、ある意味比較できて面白さが増しました。2017/10/30
kishikan
0
山之口の作品を読むのは「天平冥所図会」に続き2作目となる。前作は歴史ファンタジー、今回はSF、生い立ちから言えば、環境問題やテクノロジーの分野も書きこまれたこちらの方が得意ジャンルなのかも・・・。どこか哲学的なところや、人間の生き方への彼なりの主張があるようだけれど、クローンとか冬眠技術を使った人間のタイムワープのようなことを除けば、それほど新鮮さは感じられない。僕は「天平・・・」の方が好みだ。2008/09/25
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