写真叢書<br> 光のプロジェクト 写真、モダニズムを超えて

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写真叢書
光のプロジェクト 写真、モダニズムを超えて

  • 著者名:深川雅文
  • 価格 ¥3,300(本体¥3,000)
  • 青弓社(2014/03発売)
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  • ISBN:9784787272287

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内容説明

「写真とは何か?」-世界を覆い尽くす写真=テクノ画像にあらためてこの問いを突き付ける。アジェ、モホイ=ナジ、ベッヒャー夫妻、森山大道ら写真家と作品を俎上に載せ、そこに通底する光による革命の意志をあぶり出す写真論の臨界。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。

目次

第1章 光の革命
 1 十九世紀、写真の誕生とその革命性
 2 写真の無差別性の分析
 3 「二十世紀=映像の時代」におけるテクストとテクノ画像
 4 二十一世紀、現代のテクノ画像の状況
 5 結びに──ある危機からの脱出のために

第2章 光で伝える──真実性の幻想
 1 ドイツ──フォトジャーナリズムの源流
 2 エーリッヒ・ザロモン──ヴァイマール共和国の写真幻想
 3 パウル・ヴォルフ──第三帝国と写真

第3章 光の話法──モダニズム写真論
 1 光と影──モホイ=ナジの射程
 2 写真におけるノイエ・ザッハリヒカイト──迫真性の幻想
 3 謎としてのアジェ

第4章 光の景観──風景写真の変容
 1 写真のルネサンス──アダムスの地平
 2 ベッヒャーの地平──モダニズムを超えて
 3 風景写真の転換──ルイス・ボルツの軌跡
 4 サイト・グラフィックス論──富士山からフジヤマへ

第5章 光のゆらぎ──曖昧さ・反物語・意味の遊走
 1 朦朧の美学──ジュリア・マーガレット・キャメロン
 2 森山大道──「等価」の詩学
 3 われわれは、いまどこにいるのか?──二十一世紀の初頭に

終章 光のプロジェクト
 1 写真ゲーム
 2 写真の遊戯性──作家の外在化
 3 写真のゲーム性──「関数」としての写真
 4 「世界コミュニケーションの時代」の写真の位相
 5 結語



図版注

初出一覧

あとがき

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