内容説明
朝日新聞の連載「オシムの提言」で“オシム語録ブーム”を巻き起こした筆者が、当時の取材ノートをもとに再取材を敢行。その素顔や深い哲学に迫る。数々の語録やエピソード、10時間にわたる独占インタビューに加え、妻・アシマや教え子・ストイコビッチなど縁のある人々へのインタビューも収録。オシム独特の組織論や国家論など、サッカーファンならずとも明日への勇気をもらえる一冊! ※この書籍は2007年9月20日に出版された朝日新書を電子化したものです。
目次
オシムとの出会い
ジャパン・ブルーとオシム・ブルー
オシムから見た日本のサッカー
時代はポリバレント
国家と戦争とサッカーと
オシムと家族
オシムの提言 完全版
独占インタビュー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
柔
16
「日本代表は全員が日本人。わだかまりがないのがいい。サッカーに集中できる」ユーゴ監督時代に戦争を経験。並の監督とは経験値が違う。言葉に重みがある。オシムの日本人論が印象的。ハングリー精神の欠如と精神的な弱さは育った社会に起因するものだと受け入れる。同じやり方、発想の中で競争している。日本人以外も同じパターンで行動すると思い込みがちだ。リスクを冒せ、ミスを恐れるな。そこには条件をつける。いつ、どういう場合にリスクを冒す価値があるかを判断する能力。それを走りながら考えろ。オシムのサッカー観は人生につながる。2023/06/15
Yasomi Mori
5
朝日新聞の連載コラム「オシムの提言」をはじめとしたインタビュー、関係者の証言を集めた一冊。過度な期待と失望を退ける現実主義者。走らせるサッカーを好み、活躍した選手個人にスポットが当たることに慎重な態度を取る。反対に、失敗した選手のことは徹底してかばう。順調なときに結束するのは当然とし、メディアや観客もまたサッカーの水準向上に責任を持つべきだと。そういった氏の人物像がよく分かる。戦争に翻弄されま旧ユーゴスラビア代表時代の悲劇(W杯準決勝まで進みながら、祖国の内戦に抗議し監督辞任)には改めて胸が痛みました。2018/07/21
ご〜ちゃん
1
こういうことは、サッカー選手に限らず言えることだと思う。「ある部分であまりに急速に変化させると、他の部分も手をつけなければならなくなる。全体を急速に変化させると、いい結果は生まれないことが多い」「周囲も選手の成長を、我慢強く見守ってはどうだろう。結果だけでなく、時間や私生活といった面での自己犠牲をいとわぬ過程も大事なのだ」2014/11/09
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
1
練習場をノシノシと歩いているオシムが懐かしい…元気になってなにより2010/07/13
sue
0
たまにオシム氏に関わる本を読むことで、背筋が伸びるような気がする。サッカーはプレイヤーだけで終わるものではない。中学生になった息子にも進めよう。2017/10/22




