内容説明
ナポレオンが流刑となり、群衆の歓声でわき返るロンドンの街。レクシーは古ぼけたボンネットと質素な服を身につけ、レディにあるまじき行為ながら一人でパレードを見物していた。だが、ほどなく粗野な男たちがレクシーを取り囲み、襲いかかってきた。危ういところで救い出してくれた背の高い紳士の顔を見て、レクシーは思わず息をのんだ。ストーマストン卿――7年ぶりの再会となる、悪名高き放蕩者だ。彼は鮮やかなブルーの瞳を輝かせ、驚くべき謝礼を求めた。「キスがいい」呟いた彼は抗う間も与えず、レクシーの唇に唇を重ねた。
感想・レビュー
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nayui
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★★☆☆☆
こえん
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ヒーローの元愛人二人に庶子がいるっていうのが…ちょっと。普段なら気にしないけど、ヒロインを愛人にはしても妻にする気はさらさらないという言動を繰り返してくれところが、庶子がいるだけに説得力があっていまいち。未亡人のヒロインも今度は愛のある結婚がしたい…って思うならそんなロクデナシにひっかかるなよーと言いたい。2009/12/29
くろうさぎ
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放蕩者のくせに?だから?変なところで頭が固く、あやうくいろんなことを台無しにするところだったヒーロー。2009/10/12