新潮新書<br> 日本人の足を速くする

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新潮新書
日本人の足を速くする

  • 著者名:為末大【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 新潮社(2011/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106102134

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内容説明

たとえ筋力や体格で劣っていても、日本人に合ったトレーニング法と正しい身体の動かし方をマスターすれば、世界と戦える。足は「技術」で速くなる――。400mハードルでメダリストとなった“侍ハードラー”が、試行錯誤の末に到達した「走る極意」とは何か。また、大舞台で勝つための集中力の高め方、精緻に計算されたレース攻略法とは。陸上競技の見方が一変する、日本人のための知的陸上読本。

目次

序章 なぜ日本人は足が遅いのか
第1章 だれでも足は速くなる
第2章 速くなるトレーニング
第3章 勝てない人と勝てる人
第4章 ハードルの上で休む
第5章 13歩を究める
第6章 銅から金へ
第7章 もっと陸上を!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぴかいち

6
日本人は骨盤が上向きということがわかった。それをした向きすれば、速く走れる。でもそれで前傾しすぎると、腰を痛めるらしい。俺の400mhのタイプは長身でダイナミックな走りでするタイプだと思う。でも、ハードリングをもっと上手くして、前半突っ込み型にしたいな。身長高くてハードリングがすごいってなかなかいないと思う。長身なりの400mhのハードリングってあるのかな。それを模索していきたい。それとピーキングの話はとても参考になった。やはり凡人が勝つには、しっかりとした、大きな波を作りしかないと思った。2014/04/15

MAT-TUN

6
日本人の足を100mで国民平均で0.3秒縮めたい。なんというエキサイティングな考え方でしょう。日本人とアフロアメリカンの骨格の違いを述べつつ、日本人に好適な走り方を例示する。カール・ルイスを例に日本人との違いがわかりやすく示されている。私は2001年3月、一般参加できる陸上競技大会で400mにエントリーしたところ、隣の組に為末選手もエントリしていました。後輩へ穏やかな口調でアドバイスしていたのを覚えています。雨天でしたが彼自身は48秒前半で余裕をもってゴールしていました。頭が良い、優れた選手だと思いました2012/07/14

Kaz

6
為末さんの論理的な思考には心酔する。体育会系の根性論ではなく、数値的な分析と独創的な練習法。トップアスリートの凄さをみた。良書。2012/02/19

さっちも

5
日本人初のフィールド競技のメダリストは、指導者をほぼつけず、自分で考えて、考えた事をリスクをもって実践する事で成功をおさめてきた。メダルを取る直前の1年間は、ハードルを全く飛ぶ事なく、純粋に足が速くなる練習だけをしてメダルにつなげているから凄い。彼の野球の新庄論が面白かった。理にかなわず結果をだすなんてありえないのだ。2017/07/27

ラウール

5
★★★☆☆為末さんのような存在は若い人に勇気を与えてくれる。2012/04/14

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