ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 水底の骨

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ハヤカワ・ミステリ文庫
水底の骨

  • ISBN:9784151751073

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内容説明

スケルトン探偵シリーズ最新作。異様な骨の正体とは?
十年前、ハワイで大牧場を経営するマグナスが失踪を遂げた。その遺骨が海の中から発見され、遺族の証言では当時のマグナスは殺し屋に命を狙われていたという。彼は逃亡の末にかわりはてた姿になったのか? 現地を訪れていた人類学教授ギデオンは調査を開始。当初、それはごく普通の骨に思えた。だが、やがてその骨の異常さが明らかになり、遺族の隠されていた秘密が露わに…… /掲出の書影は底本のものです

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kagetrasama-aoi(葵・橘)

40
「スケルトン探偵シリーズ」邦訳第十一作目。今回の舞台はハワイ島、そして南太平洋の島も少し登場します。私御多分に洩れずハワイ大好きなんです、で、凄く楽しめました。ハワイ島の描写が良かったです。先日久し振りに2週間程ハワイに滞在して、このシリーズを読み返したくなったんです!ワイキキの描写は「そうそう!」って感じだし。最後のどんでん返しはびっくり仰天!恒例の食事風景は納得のステーキ!最後の“マグロの黒焼き、醤油マスタードソース“が如何にもハワイらしいです!個人的には“マグロのポキ”出して欲しかったかも!2023/10/07

紅はこべ

27
スケルトン探偵ギデオン・オリヴァー博士12作目。今回は風光明媚なハワイが舞台。死んだ順で相続権が変わるという、欧米ミステリにありがちな設定。ラストのある人物に登場がデウス・エクス・マキナの趣きが。冒頭の逃亡シーンが伏線となっている。2010/12/04

shiaruvy

8
★4 [2007.04.25 初版] お約束形式のマンネリの中に工夫がみられた作品! それにしてもこのシリーズHM版は文字でかで読み辛い..ミステリアス・プレス版で読みたかった。出版されているか知らんけど..。 次は『密林の骨』HM版予定。2012/12/08

Tetchy

7
前作『骨の島』の時には骨を検証する事の必然性と事件との関係が乖離しているかのような印象を受けたが、今回はそれは解消されていたものの、かつての作品に見られた骨から解る事実は過去の事件を疑うきっかけとなっているだけで、メインではない。まあ、骨をテーマにした本作であるからネタにも限界があるのだろう。シリーズ物の宿命として受け止めるしかない。展開はいつも一緒だが、このマンネリズムが心地よい。2009/12/16

kagetrasama-aoi(葵・橘)

6
今回の舞台はハワイ、私御多分に洩れずハワイ大好きなんですよね(笑)、で、凄く楽しめました。ハワイ島の描写が良かったです。毎年2週間程ハワイに滞在するんですが、今度はハワイ島メインにしようかな!ワイキキの描写は「そうそう!」って感じだし(≧▽≦)。最後のどんでん返しは、びっくりしました。気になったのはパスポートどうしたのかな?ってことだけど……。恒例の食事風景は納得のステーキ!最後の“マグロの黒焼き、醤油マスタードソース“が如何にもハワイらしいです!個人的には“マグロのポキ”出して欲しかったかも!2014/12/05

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