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内容説明
長期にわたった景気の低迷に対して、小泉内閣が行った「構造改革」は有効な措置といえるのか。経済学者間の意見は対立し続け、経済学への信頼までも揺らいでいる。ケインズは一九三〇年代の世界不況を目の当たりにして主著『雇用・利子および貨幣の一般理論』を執筆した。本書はその欠陥も明らかにしつつ、ケインズが論証することに失敗した「不況のメカニズム」を提示し、現代の経済政策のあり方を問うものである。
目次
第1章 ケインズ経済学の基本構造(二つの不況観
需要不足のメカニズム ほか)
第2章 失業と需要不足(新古典派経済学の特徴
貯蓄と投資の不一致 ほか)
第3章 利子と貨幣(投資の決定要因
何が利子を決めるのか ほか)
第4章 景気循環と経済政策のあり方(賃金の変動と景気循環
不況下の経済政策)
第5章 不況理論の再構築(何がわかり、何が残されたか
新しい不況理論 ほか)
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