内容説明
伊賀者の襲撃をかいくぐり、美濃郡上の照月寺に入った音無黙兵衛一行。堅固な構えを誇る大寺で、道中に毒矢を受けた初美の介抱がつづく。寺を包囲する伊賀者を退け、門前に姿を現したのは、かつて黙兵衛と死闘を演じた久世家剣術指南役・横山佐十郎だった。書き下ろしシリーズ第六弾。第一部完結。
感想・レビュー
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matsu0310
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☆☆☆ここまでが第一部、、、なにかと勿体つけまくりで、話はてんで進まなかったけど、そういうモンなんだと思わせるくらい、安定感は高いね2011/11/04
mt5083
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最後の対決が切なすぎました。2011/07/09
Mikey
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やっと中山道の辛い旅が終わって群上についたと思ったら忍者や佐十郎達に付け狙われる。タイトル通り獣のようになった佐十郎との一騎打ちの剣戟は見事な描写だ。第6弾にして、默兵衛の過去や初美の過去も明らかになって、流れが見えてきた。伊之助との関係はどうなるかは、最後の本をもう読んでしまったので知っているのでじれったい。2018/08/25