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内容説明
■内容紹介
第I章で現代の経済社会の位置付けをコンパクトにまとめ、II章で一般人なら知っておくべき基本、市場経済のメカニズムと問題点を指摘。更に「プライス・メカニズム」「一物一価の法則」「均衡価格の変化」「需要の価格弾力性」等々で、経済学の基礎が身につく。また、サラリーマンにとって興味深いのは第III章「現代の企業」以降。新しい会社法により、経済の加速度を増した変化が見られる今、「会社の数字(ディスクロージャー)」「含み資産と不良債権」は特に知っておくべきことである。続く第V章「財政政策とその必要性」、VI章「貨幣と金融」、第VII章「国際経済」、第VIII章「戦後日本経済の歩み」は、経済のグローバル化で社会人にとっては知らないでは済まされない喫緊事項である。理解の助けとなる図解も充実している。
■著者紹介
高本茂(たかもと しげる)
大阪大学文学部哲学科卒業。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、兵庫大学経済情報学部教授。経済学博士。
目次
第1章 現代の経済社会の歴史的位置
第2章 市場機構と価格
第3章 現代の企業
第4章 国民経済と国民所得
第5章 財政政策とその必要性
第6章 貨幣と金融
第7章 国際経済
第8章 戦後日本経済の歩み
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
風竜胆
1
単に財政支出をすれば経済効果はそれの1/(1ーc)倍(c:限界消費傾向)となるということだけではなく、グローバル化した世界では、財政投資をしても、それが思ったような効果を発揮できるとは限らないことを書くべきだろうし、いくら金融緩和しても、現在は「流動性の罠」に陥っており、金融政策が効きにくいこと、余ったマネーが円キャリー取引によりサブプライムローンに結びついたことなども触れて置いて欲しかった。2010/12/14
チルネコ
0
入門書に入ろうとする初心者の為の経済本。これまでのおおまかな経済史を知ることが出来る。内容はディープではなが読みやすさは一級品。2010/12/04