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内容説明
経営の神様が下してきた「決断」を、自ら語る。
「決めなければならないときには決めなければならない」――ビジネスではあらゆる局面で決断が求められる。松下幸之助はその時どうしたか?
「企業経営を進めていく上で大切なことの一つは、事にあたって正しく判断し、決断を下すということである。」(本書「序章」より)
▼“経営の神様”と呼ばれる松下幸之助は9歳から仕事を始め、一代で世界的大企業をつくりあげた。
▼その過程で下してきた様々な決断の場面を、自身で回想する。
▼開発した自転車ランプの無料配布。門真への工場進出。フィリップス社との提携。コンピュータからの撤退。事業部制や週休2日制の導入。松下政経塾やPHP研究所の設立。などなど。
▼これらを、「事をおこす」「迷いと確信」「正しい道」「求める心」「人
●序章 私の決断のしかた
●第一章 事をおこす
●第二章 迷いと確信
●第三章 正しい道
●第四章 求める心
●第五章 人を動かす
目次
序章 私の決断のしかた
第1章 事をおこす
第2章 迷いと確信
第3章 正しい道
第4章 求める心
第5章 人を動かす
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーる。
11
松下幸之助さんが1979年に書かれた書籍。週休二日制が一般的ではない時代。当然今とはビジネススタイルも労働環境も全然違う。でも、経営の本質は変わらない、企業のあるべき姿は変わらない。決断すべき立場にある者は、まず「自分の責任」という自覚を強くもつべき… 責任から逃れることばかり考えることなく…。幸之助さん、その通り!2012/03/26
谷田明知香
1
日本経済の立役者の1人でもある松下幸之助さんの、哲学的な思想を知り、学ぶことができたと感じた。トップ経営者は思考から、普通の人とは異なっていて聞かない声はないという印象を受けた。全てに対して全力で考え・行動する力は人間のあるべき姿なのかとも思った。2021/04/20
アンリ
0
これは今年一番の本かも、というくらい良い。 もちろん、内容はビジネス上決断をすることの多いリーダーや管理職向けなのだが、普通にマインド強化のテキストとしてもいい。 どうしても何かを決断しなくてはいけないときの心構えが彼のこれまで下した決断の例を通してリアルに体験できる。 図書館で借りたけど、これは買ってもう一度読まねば!2013/07/13
ひろちゃん
0
自身の能力・良さを活かせる使命と出会い、どうなりたいかというビジョンをもとに目標を掲げ、私心を離れ、使命に基づいた決断をすれば迷うことはない。しかし、注意すべきなのは、決断は物事の始まりに過ぎないということ。決断したら後は、為すべきことに一心取り組むのみ。 松下幸之助氏の経験に基づいた持論が様々な観点から述べられており、経営者だけでなく、仕事に携わる全ての人に当てはまるノウハウだと思う。学ぶ点が多かった。2012/02/09
善ちゃん
0
個「松下幸之助」ではなく、「松下電器」としてどうあるべきかを常に念頭におき、様々な決断をされてきたのが鮮明に記録されていました。私も経営者として、その姿勢を見習いたいと思います。何かに迷ったら、また読みたい一冊です。2011/09/03