内容説明
本書はデキる人がこっそり使っている「心理誘導のルール」を豊富に紹介。会話の中でさりげなく「暗示」を使えば、「どんな人ともコミュニケーションがうまくいく」「分かってほしいことが一発で伝わる」「ますます頼られる存在になる」──こんな効果が表れます。
あらゆる場面で人に好かれる「言葉遣い」「表情」「しぐさ」も紹介しているので、人間関係が円滑になり、毎日が充実していきます。ポジティブなコミュニケーション入門書の決定版です！
目次
はじめに
Prologue 「暗示」を使えば、こっそり心理誘導できる！
１章 あらゆる場面で人に好かれる「安心感」の与え方 ～警戒心をとく暗示～
２章 この「同意ムード」で相手はＮＯと言わなくなる！ ～乗り気にさせる暗示～
３章 心から信頼されてしまう上質な「会話テクニック」 ～ネガティブな感情を消す暗示～
４章 「賢く譲歩」して、スイスイ意見を通す！ ～結論を誘導する暗示～
５章 困難な相手を手玉にとる「イメージ操作」の極意 ～人を動かす暗示～
６章 「プラスの自己暗示」で一気にパワーアップする！ ～自分を元気にする暗示～
あとがき
参考文献
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
morinokazedayori
54
★★★★著者は心理学者で、専門は「説得学」だという。説得学の存在を初めて知った。とても興味深い。良好なコミュニケーションのために「相手にかける暗示」については、分かってはいても咄嗟の時に使いこなすのはまだまだだなと復習になった。自分を上手くコントロールしてやる気をキープしていくための「自分にかける暗示」については、成程なと思うことがたくさん。参考になった。2016/05/30
かいてぃ〜
25
Kindleにて。あまり他人をコントロールしようとは考えず、まずは自分をより良い方向にコントロールできればなぁと思って読んでみた。ポジティブな言葉を選んで使う事が重要ですね。そして、「ウソを突き通せば誠になる」ではないが、自信を持てる言葉を掛け続けたら、自信が持てるかも。あと、「引き寄せの法則」って、暗示の仲間なのね。2018/02/26
anco
12
余計な気遣いをさせないために、前もって帰る時間を伝えておく。相手に好かれたいのなら、ポジティブな物言いのほうが好まれる。一方で相手に言うことを聞いてもらいたいならば、悪い未来をイメージさせる「ショック療法」も有効。わずかな気配りでも大いに喜ばれる。すかさず手を差しのべるべき。人を動かす4要素、結果の魅力、望ましさ、予想される満足感、重要性。励ますには肩の力が抜けるような言葉をかける。私たちは感謝されることに弱い。「どうも」ですまさず、相手が恐縮するくらい感謝の言葉を並べ立てていく。2015/09/14
タケ
12
ポジティブに！自分に自信を持つ！でもできないから困っている！最近一緒に仕事をしている人がナルシストで自信満々でホントに羨ましい。アゴを20度上げて元気そうに見せることから始めよう。2014/12/02
黒縁メガネ
11
他者に気に入られる人になって、他者も自分も生きやすい環境を作るには、笑顔、姿勢、ポジティブな言葉を意識する。 また、他者に対してのみ暗示をかけることに注力せず、自分自身が前向きになれるよう思考停止法の活用など、感情を優先せずに客観的に自身を見られる冷静さを忘れないようにする。2017/11/24
