内容説明
リリアは春休みに母親のアリソンと列車の旅をすることに。 でも、休み明けに学院で開催されるダンスパーティの相手がまだ決まっていないという問題が……。 一方、トレイズは二十歳までに自分で結婚相手を決めなければ、ある国へ “婿入り” させられることになっていて――。 春休みに起こるドキドキの大騒動!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
22
リリアとトレイズの列車の旅となる今回。アリソンの時と違いトラヴァス少佐がいるから読んでいても安心してしまう笑 トレイズは今回終始女性陣に尻に敷かれっぱなしだったな この列車の旅はアリソン達が通ってきた道を通過するからか感慨深いものがあった 最後のカルロの短編も良かった2013/06/04
Yobata
21
春休み、リリアは母アリソンと北海のロル国に列車で旅行することに。一方トレイズは二十歳までに結婚相手を自身で決めなくてはベゼル王国の王女に婿入りする期日が迫っており、今回トラヴァス少佐の護衛と共に金髪の女性とリリア達と同じ行き先で後発の列車に乗っていた。しかしリリア達が乗っていた先発の列車は事故で走行不能になり後発の列車に乗ることになりトレイズと遭遇する。そこにはスー・ベー・イルの囚人四十二番などの陰謀の影が…。リリアシリーズの最終章、前編。リリアシリーズもアリソンシリーズと同様に列車での事件が舞台に→2014/01/05
まりも
20
再読。アリソン、リリアが乗った列車にはトレイズとマティルダ王女も乗っていて…。因縁の列車でまたしても事件が起きる話。列車が進んでいき、事件が起きて列車を分けさせる所まではアリソンと一緒ですがその背景などはリリアたちの時代に合わせたものなので時間を感じさせる作りになっていました。まぁ、今回は上巻という事で見どころは少ないのですが。巻末ではカルロvs先生の追いかけっこ対決。ほのぼのしました。2015/01/04
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
14
リリアは春休み明けに行われるダンスパーティの相手が決まらないことに悩み、トレイズにはある国への婿入り話に悩んでいて・・。シリーズ第5弾。「小生意気なガキ・超拡大版」も収録。リリアとアリソンが旅をすると、どうも陰謀に巻き込まれるようですね(苦笑)思わぬところで鉢合わせになったリリアとトレイズ。未だハッキリとした答えを見つけられないトレイズにはちょっとイライラしました。最終巻でトレイズは答えを見つけることができるのでしょうか?★★★★2011/08/15
秋庭誠
9
B+ さて、いったい誰が、『囚人四十二号』と呼ばれていた人物なんだろうか?そして、カルロの活躍ww 2012/06/17