内容説明
麻薬の鎮痛耐性と依存性への、学習心理学からの画期的アプローチ。本書は、くすりの効果の条件づけという新しいテーマに、正面から取り組んだ注目の書である。本書を読むと、くすりとこころの関係について抱くおぼろな惑いが氷解する。モルヒネの複雑な薬理的性質と、パヴロフ型連合学習の理論を駆使して、簡明で独創的な手法を用いて行われた実証的研究は示唆に富む。痛みからの解放のために、さらに有効な手段が増えることは患者にとっても福音である。
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目次
第1章 モルヒネ鎮痛耐性および依存性の心理学研究の基礎
第2章 モルヒネに対する耐性の制御に関する分析
第3章 モルヒネの記憶促進効果と連合学習性鎮痛耐性
第4章 モルヒネ鎮痛耐性と非競合的NMDA受容体拮抗
第5章 モルヒネに対する依存性と非競合的NMDA受容体
第6章 慢性疼痛ストレス刺激によるモルヒネ鎮痛耐性の制御
第7章 総合的考察
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