内容説明
人には言えない商売を続ける女子大生のさくら。さくらのマンションから見える部屋は出張ホストの事務所。そこで働く絶世の美少年に興味を持ち、彼をレオと名づけ密かに観察を続けている。
そんなある日、突然さくらの部屋にレオが訪れる。実はレオもさくらを見ていたのだ。空虚な気持ちを抱え、もがいていたさくらだったが、彼との出会いにより、心に少しずつ変化があらわれる。
無邪気なレオに惹かれていくさくらだが、レオの働く店の店長、成瀬からレオの暗い過去を知ることになり･･･。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねなにょ
12
全く記憶がないのだけれど、予約の棚にあったので（苦笑）。ハッピーエンドで、よかったけれど、いろいろと突っ込みどころのある小説…かな。2016/08/03
*ふうか*
7
Webにて読了。自分の存在意義を見つけるって難しいよね。2020/11/23
𝕄.𝕤𝕠𝕣𝕒
4
意外と内容が重め。自暴自棄気味だった主人公がレオと出会うことで変わっていく様子がよく伝わる。かなり前の作品だけど、古くささがなくてびっくりした。十和さんの作品はいくつか読んだけれど、心情の書きかたがすごく上手だと思う。続編？もあるみたいなので読んでみたい。2022/09/01
𝕄𝕚𝕫𝕦𝕜𝕚
3
大賞をとった有名な作品なので読んでみました。ケータイ小説というより、普通の小説のような感じで、さらりと読むことが出来ました(^^*)ただ、私はさくらに共感出来なかったです。彼氏のコウタロウがかわいそうで…。こうなってしまったさくらの過去を知りたいです。でも最後はレオとハッピーエンドでホッとしました(^^*)2015/12/14
なぎ
1
★★☆☆☆
