内容説明
〈リストラも引きこもりも、それが直接自分の身に降りかからない限り、目をそむけ、見えないふりをする。(中略)誰かが、「それは間違っている」と言わなければ。〉(「まえがき」より)コンプレックスの塊(かたまり)だった著者が稀代(きたい)の人気作家になった、その生きる姿勢とは。作家になるまで、小説作法、次の世代に向けたメッセージ。社会への強い危機感が伝わる名エッセイ。
目次
1 作家になるまで(損な誕生日 ねむい毎日 ほか)
2 私の小説作法(読書とは、人生の予防接種 自分を外から眺める訓練 ほか)
3 想像力―イマジネーション(ロマンチック街道を旅して ヨーロッパ文明の光と影 ほか)
4 次の世代のために(「誰かに必要とされている」という気持ち 本当に“十七歳”の犯罪は増えているのか ほか)
5 語りつづける(「原爆の日」の意味 欧米の映画の変容 ほか)
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