内容説明
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友人、イサーム・ラシードの言葉。現在のイラクは内戦状態で、1日に約100人が殺される最悪の状態。電気は毎日1~2時間しか通電せず、きれいな水が供給されないため、疫病が流行っている。しかし明けない夜はない。きっとイラク人たちが、宗派や政党を越えて団結し、米軍を追い出すだろう。中間選挙でのブッシュの敗北、ラムズフェルドの更迭と、希望の光が差し込み始めている。イラクから米軍が撤退するまであと少し。世界中の人々が「無法な戦争やめろ」と立ち上がって声を上げれば、撤退は早い。多くの人が「自分には関係ないこと」せせらぎ出版刊
と、無視すれば、撤退は遅れる。つまりそれだけ長く無実の人々の血が流れる。この本が、戦争に反対し平和を願う人々を励まし、イラク戦争をやめさせる一助になれば幸いである。 -著者まえがきより せせらぎ出版刊
目次
第1章 自己責任論の裏側(紙一重で命拾い 警官も「フセイン・アメリカ、ノー」 ほか)
第2章 激戦地のサドルシティーを行く(黒装束の男 えーい、ままよ ほか)
第3章 劣化ウラン弾、クラスター爆弾の残虐(バグダッド「核・放射線病院」 小児がん病棟で見たもの ほか)
第4章 フセインとアメリカの本当の関係(虐殺の町、ハラブジャ これはヒロシマだ! ほか)
第5章 戦争の民営化―巨大ビジネスとしての戦争(バグダッドに入る 空港警備の傭兵たち ほか)




