吉田電車

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吉田電車

  • 著者名:吉田戦車【著】
  • 価格 ¥565(本体¥514)
  • 講談社(2013/12発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062756310

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内容説明

戦車イン電車! 激走! 鉄道の旅エッセイ。人気漫画家が鉄道の気配と麺を求めて全国を巡る「電車の旅」エッセイ。懐かしいセンスあふれる近鉄特急で「いつもと違う感」を満喫。伊勢うどんをすすれ!大江戸線では異様な駅名「面き番」に困惑し、西武多摩川線で八王子系ラーメンに邂逅。健康的イラスト&写真満載の○(マル)車シリーズ第2弾。(講談社文庫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

50
読友様が楽しそうに読んでおられたのにつられて。氏のマンガの世界がそのまま文字になっておりグフグフと笑える。添えられたイラストにもいちいちグフグフ。お子さんのことが書かれていたので、では母上は伊藤理佐氏かと奥付を確認したところ…、野暮なことをしました。2016/05/24

Mishima

34
読みながらつい『くくっ』と笑いが漏れる本。「伝染るんです」という漫画のファンならば、このテイストは素通りできないはず。作者が同郷(岩手)出身だったとは!名物のわんこそばや南部煎餅などが連なる帰郷の件はノスタルジーを連れてきてくれ、ローカルな旅路で目に入るささやかなものからの妄想は協和心をくすぐる。小さきものから発する誇大妄想。好き。その上、緩んだ、そのイラストたち。とどめを刺された。(とりわけ、花摘みおじさんVS花持ちフランス王子風男子)読友様、楽しんだよ、ありがとう。2016/05/31

ツバメマン★こち亀読破中

23
吉田戦車が電車に乗って各地を訪ね、ブラブラしながらモノやヒトを観察したり、考えたり、麺類を食べたりするエッセイ集。ヒマで晴れた日曜日、部屋で寝転がって読むのに最適な休日的平和本。因みに吉田戦車さんと僕は同じ教習所に通っていたことがわかった一冊でもあります(笑)2014/09/26

ga

20
背表紙に「吉田戦車」の文字→表紙を見たら「しいたけ君」。うわー、懐かしい!伝染るんです。読んでたわ。これね、鉄道に乗り麺を食べる紀行文的エッセイなんだけど随所随所に伝染るんです。のテイストがチラホラ。座席フックへの小さな拘りも、時に尊大に振舞うも、カワウソ君ばりにみみっちい所も静かに笑ったわ。駅弁問題もね、すぐ開けちゃうと東北新幹線は大宮でもう手持ち無沙汰になるよね。せめて田んぼが見えるまで、、と思いつつドアが閉まると同時にオープン!東海道なら新横着く前にシウマイ弁当食べ終わる位の勢いさ。ま、そんなもん。2016/07/05

アズル

18
「青春時代のイラつく心のすきまに詰めこみたいような」、という一文がとてつもなくうまい表現だと思いました。2014/04/22

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