内容説明
天皇の戦争責任と現代における存在意義を正面から問い直す、衝撃の天皇論。秋篠宮家の親王誕生で先送りされた皇室典範改正。突然に甦った「万世一系」イデオロギーとはなにか。それは、太古から受け継がれた遺産ではなく、近代化日本の体制強化を担う「発明品」だった! 女系天皇容認の立場から、男系説を徹底検証。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
三上 直樹
1
小泉政権下での女系天皇論議から悠仁親王誕生を経た時期の天皇制論ですが、そこから数年で天皇退位という問題が生じているだけに、天皇制とは何かを改めて考える時期に立っているのを実感させる一冊。天皇陛下の思いと政権の思惑には大きな断絶があるだけに、問うべきもない万世一系を論じなくてはならないのが残念です。2017/03/01
koishikawa85
1
何だこれは。主張の是非以前に何が書いてあるのかさっぱりわからない。また散漫。せめてもう少しわかりやすい文章を書いてくれ。2016/01/07
ととむ
0
ちとよみづらい2024/09/14
おおい
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参考になった。2021/10/29
ナポレオン井上
0
天皇制が男系万世一系だという根拠はないことはよくわかったが、それは前半三分の一ぐらいの分量で、他はあまり関係のないことが書かれていた。2021/06/03