内容説明
ギャノンとひそかに交際していた。しかし、二人の関係が世間に知られそうになったとき、スキャンダルを嫌うギャノンに別れを告げられる。それから一年以上が過ぎたとき、彼は突然エリカの前に姿を現した。ある事情から、有能な雑誌編集者が必要になり、エリカに協力してほしいのだという。「君を取り戻すためなら、なんでもしよう」そう告げるギャノンに、エリカは思いがけない言葉を口にしていた。「あなたの子供が欲しいの」★ニューヨークで一大出版帝国を築くエリオット家の人々をめぐるラブストーリーです。★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃろ
1
⭐⭐⭐再読。1年前、社内恋愛で噂になり始めたのを理由にヒーローの方から、別れを切り出し、ヒロインは、部署替え。今度は、また、ヒロインの仕事の能力が欲しいから、元に戻そうと画策するヒーロー。 ヒロインが健気でヒーローに精神的に振り回されるのは、可哀想だけど、離れられないのもわかるから、ヒロインをいいように扱うヒーローに憤り。ラストは、立派だったけど、ヒロインの精神的な苦しみを思うと、ちょっとね〜、これで許されるの?って感じ。2014/06/29
なすか
1
このシリーズの中で一番イライラするヒーローかも。良くも悪くも祖父の意向を意識してて、私基準で最低野郎です(笑)もっと悔恨、懇願、謝罪したならスッとしたんだけどな〜…途中までヒロインが不憫でしたわ2009/01/25