ブルーバックス<br> 「退化」の進化学 ヒトにのこる進化の足跡

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紙書籍版価格 ¥1,078
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ブルーバックス
「退化」の進化学 ヒトにのこる進化の足跡

  • 著者名:犬塚則久【著】
  • 価格 ¥1,078(本体¥980)
  • 講談社(2014/11発売)
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  • ISBN:9784062575379

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内容説明

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サメの顎が退化した耳小骨、トカゲの眼のなごりの松果体、舌にのこる「二枚舌」の痕跡、男にもある「子宮」、サメ肌から生まれた歯など、祖先とは機能を変えたり、失ったりした器官をみれば、ヒトの進化の道をたどることができる。人体には「ユネスコ世界遺産」に負けない「自然遺産」がある。さあ、このガイドブック片手に、人体遺跡めぐりの旅に出よう! (ブルーバックス・2006年12月刊)

目次

まえがき
目次
第1章 「退化」の進化学
第2章 上陸して──四億年前から
第3章 哺乳類から──二億年前から
第4章 サルとなって──七〇〇〇万年前から
第5章 類人猿より──三〇〇〇万年前から
第6章 木からおりて──七〇〇万年前から
第7章 ヒトになる──二五〇万年前から
第8章 男と女のはざま──誕生前から
終章──まとめにかえて
あとがき
おもな参照文献
さくいん

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

55
なぜヒトはこんな形をしているのか?他の動物と似ても似つかない姿にはすべて進化が関わっている。それは時として「退化」とも言える変化でもある。たとえば親知らず。生物が海から上陸した4億年前からの退化。腓骨、スペアの骨に使われるが2億年前に哺乳類になり歩行することで退化した。耳の形は第一鰓溝のまわりの6つの結節から成るが 7000万年前のサルから退化したもの。尻尾がないのは3000万年前類人猿からの退化。毛が退化した理由は未だに不明。すなわち、私たちヒトの体は生命の誕生した38億年前からつづく歴史的遺産なのだ。2019/06/17

姉勤

25
ヒトの身体の四肢や器官に備わるコレは実は...進化の過程で不要となり、また邪魔になった器官が失われ、また形を変えて。耳がエラの名残だったり、胎児や幼児の頃に残る太古の片鱗。永い進化の中で変化した進化と退化は表裏一体、相対的なものに感じる。エピジェネティックやアポトーシスには触れてないが、具”体”的な話に終始しているので、このジャンルの苦手なヒトにもオススメ。2017/09/18

kaizen@名古屋de朝活読書会

16
#感想歌 進退は前の定義で変わるもの進退表裏一面なのか 進化では環境変化に適合か非適合かで絶滅の可否 ウルフ管ミューラー管の進・退化遺伝子発現機能制約 2017/10/08

手押し戦車

13
痕跡器官本来の機能の一部か全てが失われ作用が残り大きさだけが縮む退化器官があり、生物は海から陸への進化の過程で機能を変えたり、失ったりしてきた。誰の体にも古いものと新しいものが混在している。親知らずを見ても昔は生えてきたが若い世代は無縁の歯になっている。原始型を多く保つ人もいれば進化の先を行ってる人もいる。過去から未来へ退化し進化している。世代の異なる退化遺物であり進化の産物のあつまりだから環境の変化にも素早く対応出来る。退化とは温故知新2014/07/03

中島直人

6
ヒトの体の仕組み、器官、形態、各々に過去経てきた進化の過程が凝縮されている。疑問に思っていたことが幾つか解消出来たので、私的にはスッキリした読後感。2014/10/09

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