内容説明
最後の授業も大爆笑! お気楽お勉強エッセイ。身近な疑問に迫る! 「なぜ曜日は7つ」「ハリウッド映画にみられる『天使信仰』とは」清水ハカセによる今回の授業は、「ムダ、だけどためになる『雑学』」。暦や天使から、幽霊、聖書、宇宙の起源まで、素朴な疑問からスタートするハカセの講義に、なるほどの連続。サイバラ画伯とのコンビも絶妙なお勉強シリーズ、ついにフィナーレ。
目次
第1話 文明の自己紹介(歴史の話)
第2話 食べ方は生きる知恵(料理の話)
第3話 見たことありますか(幽霊の話)
第4話 時を刻む方法(暦の話)
第5話 商品としての人間(奴隷の話)
第6話 眠るための場所(墓の話)
第7話 翼のある使者(天使の話)
第8話 有名な話がいっぱい(聖書の話)
第9話 異世界にひたる(旅行の話)
第10話 中心でも端でもなく(宇宙の話)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
流言
51
お勉強シリーズ最終、総合的な学習の時間。と思いきや、さらに後に日本史や世界史版もあるみたいですね。内容としてはいい意味でぐちゃぐちゃと多岐に及び、趣味嗜好が大きく現れている。特にイスラム文化については好意的で、食文化や建築文化について大きく項をさき興味をそそられる。モスクはあまりピンと来ないけどトルコ料理はおいしそうだもんね。それとバランスを取るためか、キリスト教にも触れられており特に天使信仰がアメリカ映画に大きく影響を与えているのは興味深い。理解できればいいとは思うけれど、真に実感できることはなさそう。2014/08/03
ばりぼー
29
再読。天使の話。旧約聖書の中には、外典の「トビト書」まで含めても、名前の出てくる天使は3人しかいない。まず、大天使ミカエル。イスラエルの守護天使で、男性の姿で描かれることが多い。マイケルという名前はミカエルの英語読みである。次は大天使ガブリエルである。神の意思を伝えるメッセンジャーで、普通女性の姿で描かれる。外典の「トビト書」に出てくるのが、大天使ラファエルだ。人を癒し、創造性を育成することを役割としている。宗教の本筋から考えると、天使なんてものをいっぱい考案するのは無用な複雑化であり、通俗化である。2018/10/31
MIKETOM
7
全十項。様々な蘊蓄が語られている。料理、幽霊、暦、奴隷、墓、宇宙etc。みなそれぞれに興味深い題材なのだが、その中で特に興味を惹かれたのが「天使の話」。天使にはヒエラルキーがあって全部で九ランクなのだそうな。中に大天使というランクがありミカエルやガブリエルなどがいる。その中に、慢心して神に挑戦し敗れ、地上に投げ落とされたので悪魔帝国を築き神への復讐を狙っている者がいる(ルシファー)と別の本に書いてあった。こう聞くとなにやら天使の中でもトップクラスの最上級のランクなのかと思いきや、なんと下から二番目→2025/10/13
Kaz
7
理科と世界史は苦手分野なので、スラスラ読むというわけにはいかなかったのですが、シリーズを通して読んでみたくなる内容でした。本編では、どんな内容が書かれているのか楽しみです。2013/12/26
ソラ
6
【読メ登録以前読了作品】 内容(「BOOK」データベースより) 「なぜ曜日は7つ?」「ハリウッド映画にみられる『天使信仰』とは?」清水ハカセによる今回の授業は、「ムダ、だけどためになる『雑学』」。暦や天使から、幽霊、聖書、宇宙の起源まで、素朴な疑問からスタートするハカセの講義に、なるほどの連続。サイバラ画伯とのコンビも絶妙なお勉強シリーズ、ついにフィナーレ。 2008/09/10
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