話し言葉で読める「蘭学事始」

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話し言葉で読める「蘭学事始」

  • 著者名:長尾剛
  • 価格 ¥510(本体¥464)
  • PHP研究所(2013/11発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569667355
  • NDC分類:402.105

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内容説明

福沢諭吉が読み、感動して涙を流したといわれる名著『蘭学事始』は、『解体新書』の翻訳者・杉田玄白の最晩年の回想録。江戸時代に写本として広まっていたものを、福沢諭吉が再発見し、明治になって出版された。江戸の文化の爛熟期、ヨーロッパの文化・科学・芸術を求めて、“知のチャレンジャー”たちが興した「蘭学」。その先駆となったのが、辞書もなければ西洋医学の知識もないまま、オランダ医学書を翻訳した『解体新書』であった。その『解体新書』翻訳にまつわるさまざまな苦労話や、ともに西洋の学問に挑んだ男たち(前野良沢、中川淳庵、桂川甫周、大槻玄沢、宇田川玄真)のその後のドラマも交えながら、蘭学発展のいきさつを杉田玄白が熱く綴っている。本書では、400字原稿用紙にしてわずか70枚程度の『蘭学事始』を、現代人向けに読みやすく大胆にリライトしている。『方丈記』『西郷南州翁遺訓』に続く「話し言葉で読める古典」シリーズ。

目次

その1 蘭学のパイオニアたち<br/>その2 すごい!オランダ医学<br/>その3 苦しみと喜びの翻訳作業<br/>その4 翻訳仲間それぞれの、ゴールの向こう側<br/>その5 いよいよ出版へ<br/>その6 蘭学第二世代たち<br/>その7 蘭学第三世代、玄真のこと<br/>その8 蘭学の同心円

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トントンみん

0
古語等の江戸時代の言葉は使用せず、現代語に訳されており、非常に分かりやすい。前書きと後書きに補足や説明で当時の状況も理解できる。2018/01/03

tamagosandwitch

0
ここに描かれた前野良沢のような雰囲気になんとなく馴染みがあるような2013/03/27

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