ハーレクイン 再会のクリスマスから

著者名：エマ・ダーシー【著者名】/岡聖子【翻訳者名】

ハーレクイン（2011/11発売）

• ISBN：9784596736826

内容説明

闘いもせずにあきらめたりしない。七年間の結婚生活と子供たちを守らなければ。夫からの突然の離別宣言をそのまま受け入れるわけにはいかないと、ロウィーナは夫の浮気相手に会いに、勤務先に出かけた。ところが会社に着くなり、最も会いたくない人物に出会ってしまった。夫の会社の社長、そして十一年前にロウィーナを捨てた男、キアだ。キアとロウィーナの兄は一緒に車に乗っていて事故にあい、兄は亡くなり、キアは重傷を負って、手術のためにアメリカに渡った。それきり連絡はとだえ、去年のクリスマスに再会したときには、世界がひっくりかえるのではないかというほどショックを受けた。それ以来、できるだけ彼から離れて暮らしてきたというのに……。近づいたらうっかり秘密を口にしてしまうかもしれない。三人の子供のうち一人は夫の子ではなく、実はキアの子だということを。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Michelle]

夫の裏切りがわかったすぐその後に、いくら過去に関係があった人とは言え、すぐ付き合い始めるのはいかがなものか。もう少し期間を設けても良かったのでは？ヒロイン専業主婦で離婚後の生活の不安ありなので、夫に捨てられて次の寄生先にすぐ乗り換えたみたいになってる。ヒーローの方もその親切は下心から？都合が良すぎてロマンスが足りない。

2024/04/12

[akiyuki_1717]

邦題は確かにここからなんだけど、再会の時のエピソードはほとんど無くスルーに近いです。再会後一年後のストーリーになります。ヒーローがとにかく素敵で、メロメロになります。ヒロインの夫があまりにクズで、落差がありすぎかも。それでもヒロインが苦しい時に救いの手を差し伸べ、１０年近く夫婦としてやってきたことにヒーローが感謝したことは良かったし、その点はヒロインも納得して欲しいと思った。裏切りは許せないけどね…まぁ、浮気相手が最低女というところにも逆に救いを感じるっていうね(笑)ヒロインの子供たちが可愛すぎて癒しです

2018/03/08

[てん・ゆう]

ヒーロー、非の打ちどころがない。ヒロインが頑な一歩手前…ぐらいだったから割と素直にサクサク読めた。最後、ジェイミーとエミリーのセリフに感涙。それにしてもジェイミー10歳とは思えない。さすがヒーローの子。