ウィングス・コミックス あとり硅子短篇集１ ぶどうの瞳（１）

著者名：あとり硅子【著】

新書館（2012/06発売）

• ISBN：9784403500862

内容説明

夜の海か湖に似ている、おまえの黒い目を見ているとよく眠れるんだ…。小さな少年は、ご主人様のため、夜ごと眠りの番をする……。その黒いぶどうのような目をこらし。透明感あふれる絵柄と、やわらかくてあたたかい、そしてやさしくてユーモラスな物語は、一度知ったら忘れがたいもの。数々の名作を再編集、第一集はキラキラまばゆいようなファンタジーを中心にお届けします…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[椿]

再読。絵が可愛らしくて好き。どの作品も好きだけど、一番気に入ったのは「seagreen」かな。新作が読めないことが淋しいよ。

2014/09/27

[あつ子🐈‍⬛]

はじめましての漫画家さん。素晴らしい。イラストも不思議な作風も好き。全部良かったですが、人魚姫の後日談調『seagreen』が大好き。酔うとコミックをポチるという悪癖で、たまにスゴいの買ってしまう時もあるけれど(笑)人生に無駄なことは一つもないと思えますね！

2022/05/04

[雷華]

久しぶりの再読。あとり先生のファンタジーものを中心にした短編集。淡く優しいタッチの絵柄に切なさや残酷さも描きつつ、笑えて読後優しい気持ちになれるところが好きです。ラルゴ、ぶどうの瞳等のあっさり風味のＢＬも良いですが、藍色の夜やseagreenが特に好きです。seagreenの王子の大切なものの部分が好きです。

2016/04/14

[ゆゆゆ]

ずっと読みたかったあとり硅子先生の短編集。ほんとにイラストもお話もふんわり、かわいらしくて大好きです。これからもちょっとづつ集めていきたい。

2013/07/25

[つったん]

久しぶりに再読。短編集では一番のお気に入り。 BL風味が比較的強いんですが全く気になりませんねぇ。 ファンタジー作品だから、というよりは物語の雰囲気でしょうね。 表題作と『ラルゴ』が特に好きですね。 のんびり穏やかで、でもしっかりしていてユニークな、登場人物が愛おしいです。

2014/05/12