中国皇帝列伝 - 歴史を創った名君・暴君たち

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中国皇帝列伝 - 歴史を創った名君・暴君たち

  • 著者名:守屋洋
  • 価格 ¥730(本体¥664)
  • PHP研究所(2013/01発売)
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  • ISBN:9784569667300
  • NDC分類:288.492

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内容説明

悠久なる中国の歴史は王朝交替の物語であり、そこには実に多くの皇帝たちが登場する。それら名君、暴君、天才、凡才たちの中から、歴史に大きな足跡を残し、存在感の際だっている12人の皇帝について書かれたのが本書である。あの広大な中国の国土を一つにまとめるには並々でない手腕がいる。だが時として、そのような人物が現われて国をまとめ、新しい王朝を興した。しかし、せっかく創業には成功しても二代か三代ですぐに滅びた王朝も多く、もちろん何百年と続いた王朝もある。その違いはいったい、どこにあるのだろうか? その答えは、本書に登場する12人の皇帝たちの事績の中にある。彼らは果たして、どういう考えのもとに政治を行ない、どのような生涯を歩み、どのような歴史を創ったのか。広大な舞台で繰り広げられた12の波瀾万丈の人間ドラマを活き活きと描くと同時に、人が生きていくうえで何が大切かということも教えてくれる一書である。

目次

秦の始皇帝(〓(えい)政)―統一の偉業を達成するも守成の失格者
漢の高祖(劉邦)―布衣から身を起こした漢帝国の創始者
漢の武帝(劉徹)―「雄才大略」生まれながらの専制君主
後漢の光武帝(劉秀)―柔軟な処世を得意とした後衛型人間
魏の武帝(曹操)―権謀術数を駆使した「乱世の姦雄」
隋の煬帝(楊広)―自己コントロールを欠いた暴君
唐の太宗(李世民)―自己コントロールに徹した守成の名君
唐の則天武后(武照)―女官から皇帝の座へ 女傑一代
唐の玄宗(李隆基)―愛に溺れて転落した心やさしい英主
宋の太祖(趙匡胤)―「平凡の非凡」で偉業を達成した創業者
明の太祖(朱元璋)―聖賢、豪傑、盗賊の三者を兼ねた英傑
清の康熙帝(愛新覚羅玄〓(よう))―三千年の土壌に開花した理想の指導者像

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

DualBlueMoon

5
北周、隋、唐は武川鎮の八柱国十二大将軍の影響があったことを初めて知りました。2017/05/28

山口 健俊

4
面白いです。 この本では、清の康煕帝が一番評価が良く、唐の李世民がその次でしょうか? 宋の趙匡胤のエピソードも面白かったですね。 趣味本です。 2015/08/22

のんたん 

3
秦の始皇帝から清の康熙帝まで時代を代表する12人の皇帝の列伝。則天武后が入っているのは、良くも悪くも傑物だからということ。読み終えてやっぱり一番好きな皇帝は後漢の光武帝だと再認識。功績は大きいし終わりも良いのになぜか地味で、でも「疾風勁草」の強い意志を持っているところが好き。2017/10/25

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