出版社内容情報
我々に最も身近な政治である地方議会と地方議員。だが、平成の大合併により議員数が半減した一方、政務活動費をめぐる不祥事は後を絶たない。都市部では、強い権限をもつ首長を支えれば単なる「追認機関」と批判され、首長と対立すれば「抵抗勢力」と見なされがちだ。一方、過疎が進む地方では、議員のなり手不足が深刻である。基本的な制度からカネ、選挙、仕事ぶりまで厳しい現状を明らかにし、改革の道を考える。
内容説明
最も身近な政治の舞台である地方議会。だが、平成の大合併により議員数は半減、政務活動費などをめぐる不祥事も続き、住民との距離は広がるばかりだ。都市部では、首長と対立すると「抵抗勢力」と批判され、反対に支持すれば単に「追認機関」とされる。一方、過疎地では議員のなり手さえ不足している。本書は地方議会の仕組みやカネ、選挙の実態、そして実は重い職責までを丁寧に描き、いま必要な改革を示す。
目次
第1章 強い首長、弱い議会
第2章 議員の仕事
第3章 議員の選挙―なり手と制度
第4章 議員とお金
第5章 議会改革の行方
おわりに―何を代表する地方議会なのか
著者等紹介
辻陽[ツジアキラ]
1977年、大阪府生まれ。99年、京都大学法学部卒業。2001年、京都大学大学院法学研究科修士課程修了。03年、京都大学大学院法学研究科博士後期課程中退。京都大学博士(法学)。近畿大学法学部講師、同准教授を経て16年より同教授。著書『戦後日本地方政治史論―二元代表制の立体的分析』(木鐸社、2015年、日本公共政策学会学会賞奨励賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
saga
hatayan
mazda
ひでき
Masatoshi Oyu
-
- 和書
- 鬼の子 〈1〉
-
- 電子書籍
- メンズ萌えキャラクターの描き方 顔・か…