内容説明
雷公、風伯、桜姫――。その幼い少女は、人よりも怪しのものたちに親しむ日々を送っていた。日本を守護する神器のうち「勾玉」を司る八坂家の少女・千尋。彼女は生まれながらにして怪異の者どもの力を増す異能を持ち、それゆえに人よりも自然霊や付喪神たちの愛着を受け、そしてまた、力を得ようとする怪異たちにつけ狙われる境遇にあった。「剣」を司る草薙家の後継者・真幸は千尋の過酷な宿命を知り、彼女を護ることを決意する。しかし、その周囲では、各々の思惑を秘めたさまざまな勢力が蠢動を始めていたのだった。霊異を祓う少年と、霊異と親しむ少女が織りなす、現代異能ファンタジー、開幕! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
稚羽矢
1
和風ファンタジーで面白く読めた。2012/03/21
あさい
1
主人公がヒロインにでら甘。甘ったるすぎてこっちまでにやにやする。実際可愛いし。妖怪とか日本の怪異系そんな読まないので読みづらかったものの面白い2011/08/29
玲
0
(5月分)2010/05/31
すがやん
0
1巻はラノベとも思えない、シリアス一辺倒の上に堅苦しい文章。しかし、2巻からは力が抜け、会話の面白さがみられた。驚くのは、日本の古い文化に対する知識の深さ。刀剣・百人一首・神域・着物・九十九神など等・・雑学の楽しさと異能バトルの面白さ。キャラもなかなか魅力的だった。2009/10/01
月見里
0
全キャラヒロインにめろんめろんで可愛い。主人公が特に…笑。2009/03/18